2011年09月25日

米澤穂信 追想五断章 (9/2011) ☆☆☆☆

【送料無料】追想五断章

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価格:1,365円(税込、送料別)


米澤穂信

・ISBNコード: 9784087713046

[ストーリー]
(以下楽天ブックスより引用)
菅生芳光は、伯父の経営する古書店でアルバイトをして学資を稼ぎつつ、大学復学を志している青年。
ある日、北里可南子と名乗る女がやってきて、生前に父・北里参吾が「叶黒白」という筆名で同人誌に発表した小説5編を探してほしいと依頼する。
それらはすべてリドルストーリー(結末を読者の想像に委ねてしまう小説)で、遺品の中には、各編の結末らしき一行がそれぞれ書かれた5枚の原稿用紙があったという。
小遣い稼ぎのつもりで伯父に内緒で調査を始めた芳光。一編見つけるごとに可南子から最後の一行を受け取り、リドルストーリーを完成させていく。
だが調査の過程で、実は北里参吾が“アントワープの銃声”と呼ばれるべルギーで起きた殺人事件の容疑者だったことが分かる。どうやらリドルストーリーに事件の真相が隠されているようだった。


米澤穂信の作品には、「インシテミル」のようにただ暗いものと、「夏季限定…」のように明るい中に暗いものが交じるものがある。この作品はまあ中間といえるだろうか。

青年の成長物語でもある。
つまり、リドルストーリーの行方を追いかけるうちに、成長を遂げていくといううものだ。
そして米澤穂信らしく、途中で生じた違和感(意図的に生じさせているのだが)に対して結末をつけている。

芳光を主人公にして、他の物語も書けるかもしれない。彼の成長、人生流転を題材にできるからだ。

おすすめ度:☆☆☆☆ リドルストーリーを作る意味は何でしょう?

追想五断章



posted by 濫読ひで at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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