2006年07月30日

男は敵、女はもっと敵 山本幸久 (7/2006) ☆☆☆☆1/2

男は敵、女はもっと敵男は敵、女はもっと敵

山本 幸久


マガジンハウス 2006-02-23

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不思議なタイトルだが、どんな人間がメーンキャラクターかわかるだろうか?

男は敵。なるほど。
女はもっと敵。 ふむふむ。女の敵は…
やはり女だ。

というわけで、この連作は、藍子という30代独身(バツイチ)女性をめぐる人間模様について書いたものだ。

藍子は、映画関係でいろいろ働くフリーの映画宣伝ウーマンだ。
ミリタリー映画のプロモでは、自分からすすんでミリタリールックになってしまう。
藍子は36歳。バツイチの美人だ。

彼女は美人だが、性格はどうか?
きつい。だがそれも仕方ない部分があるだろう。

独身女性、あるいは美女によってくる男はだいたい下心がある。だから敵。そして女性は、美人には敵対的になる。とくに、夫や彼氏などが美人に対してなびきかけたりすると。

藍子がバツイチなのは、藍子が希望したからだ。結婚も離婚も。それ自体が、あてつけだったから。

その行動が、多くの人々をまきこんで感情を揺らしていた。
それが、いろいろな関係者の目から語られる。


私は美人があまり好きではないことも多い。なぜなら、性格が悪かったり、美人を鼻にかける人がいるからだ。
ただ、この本を読むと、美人だからこそ得しない部分もあるだろう、というのは確かに思う。 べつに気のない男から言い寄られ口説かれても迷惑なだけであろう。

だが藍子も、自業自得の部分があることも確かだ。 結果として彼女は厚い心のよろいをまとっている。

良くも悪くも。

それが、バツイチ独身女性がフリーの業界で生きていくための唯一の方法なのだろう。

藍子に逢ってみたくなった。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 美人はつらいよ、かな? 
posted by 濫読ひで at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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