その背景には、たぶん高校野球なんかの「連帯責任」の考え方があるだろう。
高校野球では部員が不祥事を起こすと、出場停止あるいは辞退になる。
同じように考えたのではないだろうか?
これはこれでひとつの考え方だろう。
ただ私はこの考えは好きではない。
もちろん、連帯責任をとらせることにより不祥事の予防になる、という考えはあるだろう。
だが、ごく一部の問題が、どうして全体の責任になる必要があるのだろうか?
それがどうしても納得できない。
たとえば、高校野球の野球部が不良の巣窟で、組織的に犯罪者をつくりあげていたのだったら活動停止はいたしかたない。
だが、そうでなかったらどうなんだろう。
野球部へのいやがらせのために、入部届けを出して、翌日不祥事を起こしたら
全体が出場停止なのか?
何日間いたら出場停止にふさわしい不祥事になるのだろうか?
その一方、高野連とか朝日新聞なんかが不祥事を起こしたとしても、何も問題にはならない。連帯責任なんかとってないのではないか?
それを考えると、「組織的に犯罪者を作り出す』形になっていない限りは、出場停止とか辞退は避けるべきだと思う。
部員が次々に痴漢や暴力でつかまっている某高の場合にはよくわからないが。
さて欽ちゃんの話に戻ると、欽ちゃんも考えがなさすぎた。
何にか?
それは、自分のもつ力を過小評価しすぎていた、ということだ。
欽ちゃんが野球をやる、ということで、彼のもとに集まってきた人たちはたくさんいるはずだ。選手だけではない。スタッフもそうだし、地元のひとたちもそうだ。
その人たちを全部巻き込んでいるのに、ひとりの不祥事のために野球をやめる、というのはおかしいと思う。
それこそゴールデンゴールズのメンバーが犯罪で逮捕されても、それはそこまでの話だろう。
巨人の選手が、ナイターのあとで不祥事を起こしたからといって巨人軍が解散することはない。 同じようにかんがえるべきだったのだろう。
ただ欽ちゃんは、「自分がはじめたから自分で終わらせる」と思ったのだろう。そこには責任感があったと思う。 しかし、パジャマ党を解散するのとはわけが違う。ゴールデンゴールズには、ものすごく多くの人たちがかかわっていた。ファンを含め、多くの人たちの夢も。
いま、きっと解散しない方向になっていくのだと信じている。
ただし、そこに、欽ちゃんを無条件に支持していたファンもスタッフももう居ない。最初のうちはさておき、ある程度の時間が経つと、一度、自分たちを見捨てる決意をした欽ちゃんを冷静に見る人たちになっていくだろう。
それは、欽ちゃんが自分を過小評価した報いなんだろうと思う。
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この話ですが、
欽ちゃんは、連帯責任と思って、というより、
自分の夢でやってる世界で、
夢とはほど遠い事件が起こったので、
それで反射的にやめようとしたのだと思います。
ロマンティストなんでしょう。
山本氏からの電話をとっても、
「聞きたくないから、切れ!」です。
連帯責任を感じるなら、
事実関係をを確認することが、まず重要なはず。
場合によっては、かばう必要だってあるかもしれない。
上司と部下みたいな関係ならばね。
そうではなくて、自分の夢を壊したやつなんかと、話したくなかったんでしょう。
でも、「自分のもつ力を過小評価しすぎていた」のは同感ですね。
また、もう、彼一人のチームじゃないのだから、
やめない方向に進むと思います。
夢を壊した…そうなのかもしれません。
その後もいろいろ出てきて大変ですね。
野球は続けてほしいといまも思っています。