2011年02月20日

名木田恵子 小説キャンディ・キャンディ (上) (2/2011) ☆☆☆1/2


* 名木田恵子
* 祥伝社
・ISBNコード: 9784396460303

原作者・名木田恵子(水木杏子)と漫画家いがらしゆみことの争いは長い。
どちらにも言い分はあるだろう。
裁判記録(HPにアップされた部分のみ)も何度も見た。
作品が世に出ないのはいずれにしても不幸なことだ。

というわけで、原作者が書いた小説版キャンディ・キャンディだ。
まずは上巻。

みなしごのキャンディが拾われて、その後ラガン家でニールとイライザにいじめられながらも、アンソニー、アーチー、ステアと出会い、養女となる。 
アンソニーの事件があり、一度ポニーの家に戻って、その後イギリスへ。
テリーと出会い、パティと仲良くなるが秘密を見つかるところまで。

大部分のエピソードは原作を追っている(当たり前だが)。
ただ、あの長い作品を小説にしようとするとどこまでの描写をすればいいのか。それはそれで難しいと思える。

いまのスタンダードでは「長い」作品ではないのだが、やはりそれでもノベライズの難しさは感じられる。

小説の形でキャンディの回想の形で始まるが、それ以降はほぼ原作の順番に沿ったエピソードが出てくる。ただし当然のことながら取捨選択されているはずだ。原作は手元にないので、どのエピソードが抜けているのか、変わっているのかはわからないのだが。

改めて読んでみて、いいストーリーだと思う。これがカネのせいで完全に封印されてしまったのはあまりに惜しい。
裁判であそこまでこじれたのでもう仕方ないとはいえ、作品には罪はない。

なんとか、完全な形で復活させてほしいものだ。

私はペルーでキャンディ・キャンディのアニメまで見ている。世界的に通用するものなのだから。

お勧め度:☆☆☆1/2 懐かしいです。

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posted by 濫読ひで at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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