2010年11月20日

森浩美 小さな理由(わけ) (11/2010) ☆☆☆☆1/2

小さな理由

小さな理由

価格:1,470円(税込、送料別)


* 森浩美
* 双葉社
・ISBNコード: 9784575236880

クリエイターにはいろいろな種類がある。あるひとつのことに秀でた人もいれば、似て非なるものを手がける才能を持つ人もいる。
森浩美は後者だろう。 彼は有名な作詞家だ(たとえばSMAPの「青いイナズマ」の作詞もしている)が、小説も手がけている。

この作品は家族のことを描いた短編集だ。他に2冊出ているので、これが3冊めということになる。(他の作品もあるらしい。いずれにしても私はこの本が彼との最初の遭遇になる。)
過去の作品は、中学、高校入試などに、ずいぶん使われたそうだ。
その理由は…読めばわかる。
それぞれのストーリーに、感動がある。小さな出来事であることが多いが、当事者にとっては、とても大きな意味を持つ。

「家族」とはいってもすべてが満ち足りた家族は少ない。離婚しているところもあれば、貧しいところもある。病気をしているところも。
だが、その中に、何か心を動かされるものがあるのだ。
知らず知らずのうちに作者の術中にはまり、涙を流している。そんな作品集に仕上がっている。

泣けるが、あざとさは感じさせない。それこそが、作者の腕なのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 先入観なく読み進めてください。小さいながらも、さわやかな感動がやってきます。あるいは涙が…。

小さな理由


ラベル:森浩美
posted by 濫読ひで at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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