2010年09月05日

山本甲士 戻る男 (9/2010) ☆☆☆☆1/2

戻る男

戻る男

価格:1,575円(税込、送料別)


* 山本甲士
* 中央公論新社
・ISBNコード: 9784120041303

名手、山本甲士の長編。
戻る、というのは時間をもどるということだ。
つまりタイムスリップ、ということになる。

作家の新井航生は、奇妙な連絡を受けた。「タイムスリップを体験しないか」というものだ。
彼のヒット作がそれを題材にしたものだったせいだろうか。

なぜか気になった新井は、タイムスリップについて調べてみた。するといろいろ興味がわいてきた。 もしかしたら本当に…彼は考えた。

そして、それを作品に書くことにして、タイムスリップを体験することにした。
料金はなんと50万円。
八木という男に目隠しをされて連れていかれた先で、彼はタイムスリップした。
そして過去を少しだけ替えて戻ってきたのだ。

航生は驚いた。そしてもう一度タイムスリップを。今度は100万円。そして成功。
そこで航生はもう一度したい、というが八木はなかなか了承しない。
なんとか認められた三度目は、対価も高く、そして条件が付いていた…

SFなのか推理小説なのか、あるいは大掛かりなコン・ゲームなのか。
真相はなかなか明らかにならない。
そして航生は真相をさぐるべく、変更した記憶の中の登場人物を追いかけていく…。

さすがに名手の作品。
読んでいて飽きないし、真相はなにか、わくわくしながら読んでいける。
タイトルでちょっと損をしているような気がする。
もっと派手なタイトルのほうが人目を引いたのではないだろうか?

おすすめ度:☆☆☆☆1/2 あなたはタイムスリップにいくらなら払いますか?

山本甲士の作品紹介(名作ぞろいです)
http://tinyurl.com/299mzm4

戻る男


ラベル:山本甲士
posted by 濫読ひで at 10:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
取り上げていただき、ありがとうございました。
最近ブログを始めました。
今後もよろしくお願い致します。
Posted by 山本甲士 at 2010年10月20日 07:37
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