戻る男 価格:1,575円(税込、送料別) |
* 山本甲士
* 中央公論新社
・ISBNコード: 9784120041303
名手、山本甲士の長編。
戻る、というのは時間をもどるということだ。
つまりタイムスリップ、ということになる。
作家の新井航生は、奇妙な連絡を受けた。「タイムスリップを体験しないか」というものだ。
彼のヒット作がそれを題材にしたものだったせいだろうか。
なぜか気になった新井は、タイムスリップについて調べてみた。するといろいろ興味がわいてきた。 もしかしたら本当に…彼は考えた。
そして、それを作品に書くことにして、タイムスリップを体験することにした。
料金はなんと50万円。
八木という男に目隠しをされて連れていかれた先で、彼はタイムスリップした。
そして過去を少しだけ替えて戻ってきたのだ。
航生は驚いた。そしてもう一度タイムスリップを。今度は100万円。そして成功。
そこで航生はもう一度したい、というが八木はなかなか了承しない。
なんとか認められた三度目は、対価も高く、そして条件が付いていた…
SFなのか推理小説なのか、あるいは大掛かりなコン・ゲームなのか。
真相はなかなか明らかにならない。
そして航生は真相をさぐるべく、変更した記憶の中の登場人物を追いかけていく…。
さすがに名手の作品。
読んでいて飽きないし、真相はなにか、わくわくしながら読んでいける。
タイトルでちょっと損をしているような気がする。
もっと派手なタイトルのほうが人目を引いたのではないだろうか?
おすすめ度:☆☆☆☆1/2 あなたはタイムスリップにいくらなら払いますか?
山本甲士の作品紹介(名作ぞろいです)
http://tinyurl.com/299mzm4
戻る男
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