2010年06月06日

永遠の夢 レイ・ブラッドベリ (6/2010) ☆☆☆1/2

永遠の夢

永遠の夢

価格:1,995円(税込、送料別)


* レイ・ブラッドベリ/北山克彦
* 晶文社
1,900円 (税込 1,995 円) 送料無料
・発行年月:
2010年05月
・ISBNコード:
9784794967527

なんと、レイ・ブラッドベリの新刊だ。
最近翻訳SFとはご無沙汰している(もしかしたらタイムトラベラーズ・ワイフ以来かもしれない)のだが、ブラッドベリなら別だといってもいいだろう。

まだ生きていたのか。1920年生まれとあるから、もう90歳だ。
彼の作品はいろいろ読んだ。
それこそ名作短編集「10月はたそがれの国」は大好きだった。
それから、高校のときに原文で読んだ "A Story of Love"という短編もよかったな〜。

というわけで手にとったこの本。2つの中編のコンビネーションだ。
一作目は「どこかで楽隊が奏でている」
記者のカーディフは、アリゾナの小さな町、サマートンに電車から飛び降りた。 そこは魔法のような国だった。子どもがいない。そして人々は歳をとらない。いったい何が…

素敵なファンタジーだ。いかにもブラッドベリ。だが「ゲイルズバーグの春を愛す」(ジャック・フィニイ)のような感じもちょっとする。

もう一作は、「2099年の巨鯨」。乗組員たちがロケットで宇宙へ飛び立つ。大きな彗星を目指して。
語り手はイシュメイルという男。そして相棒に、クモのような宇宙人、クエルがいる。
船長はどうやら狂気を持って彗星を追っている。
そして皆が銀河の果てで見るものは…時間そして神そして…。

ハードSFは設定をどううけいれるか、で好みが変わってしまう。
これは翻訳の問題ではなく、気質の問題のような気もする。
今回は後者のテーストは私には合わなかった。

おすすめ度;☆☆☆1/2 平均をとりました。
でもブラッドベリを読めるだけでも幸せかもしれません。


posted by 濫読ひで at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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