2010年05月15日

石持浅海 リスの窒息 (5/2010) ☆☆☆1/2


リスの窒息
* 石持浅海
* 朝日新聞出版
1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
・発行年月: 2010年02月
・ISBNコード: 9784022506368

秋津新聞社の投稿課にメールが届いた。それは女子高生を誘拐した、と言うものだった。メールが届くたびに少女の服がはぎとられていく。

新聞社は事件を調べたり関係者を追及するのには慣れているが、事件の当事者になるのには慣れていない。

新聞社は翻弄され続ける。いったいどうしたらいいのか?

その一方、犯人サイドからもこのストーリーが語られる。
実は何が起こったのか? 犯人はどうやって何をしたいのか。
もちろん目的は金だ。だがそれだけではない。犯人の今後の人生がかかっているのだ。

そして事件は警察の介入を避けながらついにクライマックスへ。果たして結末は…

例によって共感できない石持浅海の作品。
だが今回はまだいい。
犯人の怜悧さが際立っているから。

犯人の狙いが何か、というのを追うだけでも楽しめる。
最後の最後のところはちょっと突っ込みどころがいくつもあるのだが、それはそれでいいだろう。
ネタバレしてまで追及するような話ではない。

というわけで、翻弄される新聞社を見て「さもありなん」と思うのが正しい読み方のような気がする。

おすすめ度:☆☆☆1/2 監禁された女子高生が服を脱がされていく写真を受け取ったら、あなたはどうしますか?
ラベル:石持浅海
posted by 濫読ひで at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ら行&わ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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