2010年05月09日

西田俊也 笑いの果てまでつれてって (5/2010) ☆☆☆1/2


笑いの果てまでつれてって
西田俊也
* 徳間書店
1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
・発行年月: 2009年10月
・ISBNコード: 9784198628253

京子はホテトルで事務をしていた。そして、運転手をしている元お笑い芸人のミナミにお金を返そうとしたら、ミナミは受け取らない。受け取るなら一緒に北の老人ホームに来てくれ、というのだ。

ミナミは、京子、自殺未遂したばかりの元相方、サカイと、ミナミの父親、ハツオとともに4人で稚内の老人ホームへ向かう。年越しイベントで漫才をやってくれ、とお笑い学校の同級生の女性に頼まれていたのだ。

おんぼろ車で4人で大阪を出発し、ひたすら稚内を目指す。
車が止まれば乗り換える。次の車が盗まれてもなんとか北を目指す。

いろいろな事件を乗り越えて、ミナミとサカイは北の老人ホームへ向けて頑張っていく。老人ホームでうまくできたら遺産が入るかもしれない、という希望を胸に抱いて…。


途中までは京子がかなり中心だったが、やはりお笑い芸人の話であり、ミナミが中心へと変わっていく。そして、ミナミの父、ハツオの思惑も明らかになっていく。

京子の立場の変化はちょっとあれ?という感じで、連載中の方針変更かと思ったら書下ろしだったのでちょっと不思議に思った。

全体的には珍道中ものとして面白くできていると言えるだろう。
ただ、もっと大きなハッピーエンドになるかと思っていたので、ちょっと残念かもしれない。

おすすめ度;☆☆☆1/2 売れない漫才コンビの頑張りを見てください。



ラベル:西田俊也
posted by 濫読ひで at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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