ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント
朱川湊人
光文社
1,900円 (税込 1,995 円) 送料無料
発行年月: 2009年12月
ISBN: 9784334926922
朱川さんの本を探していたら、こんなのにであって驚いた。
彼がこんな本を書くとは…でも原作本というわけではないようだ。
私はウルトラマンメビウス、という作品を見ていない。なのでこれがテレビシリーズの内容とどうかぶるか、かぶらないのかはよくわからない。まあそれはそれでいいだろう。
なんとなく福井晴敏さんのガンダムのイメージで考えてもいいのかもしれない。
ハルザキ カナタは研修隊員として CREW GUYS に配属された。そこは地球防衛をになうエリート集団、のはずだったが噂では平和にかこつけてまともなメンバーはいないらしい。保母だったりアルバイト学生だったり…。 配属された彼方は驚くべきことを知った。 メンバーの中に、ウルトラマンメビウスが人間に変身して所属していたのだ!
そして怪獣や宇宙人が現れ、それをCREW GUYSとメビウスが退治する、というのが基本的なパターンだ。
朱川さんと私は同年代だ。彼の「ツボ」だった部分がなんとなく私に近いような気がする。
ところどころに「ウルトラマン」「ウルトラセブン」といった古い作品へのオマージュがちりばめられているのだ。ウルトラマンのイデ隊員の話や、ウルトラセブンに出てくるマグマライザーとか。
ハイパーユシマダイオードという単語には驚いた。湯島博士の発明が後年こういう形で使われているのだ! (湯島博士というのは、ウルトラセブンに出てくるビラ星人に操られた天才科学者だ。)
ツッコミもある。それこそ、「本体よりもドリルのほうが小さいマグマライザーでどうして穴を掘れるのか?」とか…。
シャプレー星人・ギラドラスも出てくる。
ほかにも宇宙人と信頼を築けるか、というような重いイシューも出てくる。
意外に面白かった、というと作者には失礼か。だが、予想以上に面白かったのは確かだ。
ウルトラマンメビウスを知らなくても十分に楽しめる。私のようにね。
おすすめ度:☆☆☆☆ 宇宙人との「外交」も必要かもしれませんね。
ウルトラマンメビウスアンデレスホリゾント
ラベル:朱川湊人
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