2010年02月14日

小手鞠るい もっとも危険な長い夜 (2/2010) ☆☆☆


もっとも危険な長い夜
小手鞠るい
PHP研究所
1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
発行年月: 2009年12月
ISBN: 9784569775005

またまた小手鞠るいだ。
よくもまあ男のくせに…と思いつつも手にとった。

三姉妹の物語だ。末の妹は血がつながっていないのだが。
それぞれの章には「音楽」がかかわっている。不協和音だったり輪唱だったり。



瞳、双葉、美子。瞳はもう結婚している。だが瞳は双葉と二人で会わない。わだかまりがあるからだ。 昔、双葉は瞳のつきあっていた男性と関係を持ってしまったから。 もちろん双葉にも理由はある。 だが…

そして因果はめぐる。三姉妹はそれぞれ自分の恋に迷い、苦しみ、そしていつか解放されていく。

恋愛がすべてではない。だが女性にとって恋愛は非常に重要なものであり、それが人生を変えてしまうことも多い。
そういうことを感じられる作品に仕上がっている。

巻末には小手鞠るいの作品リストが載っている。
見て驚いた。まだこんなにあるのか。 …もっと読まないと(笑)。そういえばあの文庫本どこに置いたっけ…

おすすめ度:☆☆☆ 三姉妹の不思議な恋のゆくえは…

もっとも危険な長い夜
タグ:小手鞠るい
posted by 濫読ひで at 10:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日初めて小手鞠るいの本(「猫のかたちをした幸福」)を読みました。アメリカ在住ですが、現地の図書館で見つけました。日本の本は貴重なので、全て読むようにしています。香港返還の頃、アメリカへ渡り。。似た境遇なので(猫も好きだし)、興味を持って読みました。幸せそうな夫婦に見えるけれど、猫に対する愛情が少し怖い気もします。娘が3人(まだ小さいのですが)いるので、「もっとも危険な長い夜」の紹介文を見て、こちらの図書館にも入るといいなと思っています。たくさん日本語の本を読める環境がうらやましい!
Posted by リリコ at 2010年08月07日 15:47
リリコさん、コメントありがとうございました。
在米なのですね。かなり共感がもてることと思います。日本の外に出た日本人が感じることって、普通の日本人では思いもつかないことって多いのですよね。
Posted by ひで at 2010年08月15日 17:19
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