2010年01月17日

朱川湊人 あした咲く蕾 (1/2010) ☆☆☆☆


あした咲く蕾
朱川湊人
文藝春秋
1,524円 (税込 1,600 円) 送料無料
発行年月: 2009年08月
ISBN: 9784163284200
あした咲く蕾

朱川湊人の短編集。ほのぼのとした気持ちにされるような作品が多い。
「あした咲く蕾」 これは「わくらば」シリーズにも通じるものがある、一種の超能力の話だ。
美知恵おばさんは、実は超能力を持っている。自分の命を少し他に分け与える力だ。 死にそうな蝶を蘇らせることもできる。だが母はそのことを言うな、と私に言った。その力というのは、恐ろしいものだと。他人を愛すれば愛するほど、大変なことになる、と…。
「雨つぶ通信」
小さい頃は、雨が降ると人の声が心の中で聞こえた。それは一種の超能力だったのだろう。母の再婚話が出ていたが、私はそれを拒んでいた。そしてある日…

「空のひと」
あんたは死んでしまった。「空のひと」になってしまった。そんな私に再婚話がきた。娘のチィコはあんたのことを知らない。だけどそんなある日…

すべてが超能力や超常現象の話ではない。基本的にはほのぼのとした人情話であり、それに場合によって超常現象がスパイスとして入っている感じだ。

同世代の作家として、いつも安心して読める。

おすすめ度:ほのぼのしたい時にはぜひどうぞ! ☆☆☆☆

あした咲く蕾


ラベル:朱川湊人
posted by 濫読ひで at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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