2010年01月09日

浅倉卓弥  ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ ☆☆☆


ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
浅倉卓弥
ポプラ社
1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
発行年月: 2009年12月
ページ数: 266p
ISBN: 9784591114629
ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ

このタイトルを見て、ビートルズの同名の曲を思い出さない人も今はいるのかもしれない。
以前は、タイトルを見るだけで、あの曲が頭の中をよぎる人が大部分だったと思うのだが(私もそうです)。
Lucy in the Sky with Diamonds は実はドラッグをやっていて書いたのではないか、といわれることも多い。曲のタイトルの文字をとるとLSDということもあるし。 (この辺は、ビートルズを知る人ならだいたい知っているわけだが。)

この本にはもう一つのオマージュがある。それが「不思議の国のアリス」なのだ。ルーシーという女の子が、古井戸の中に入る。 そうしたらどんどんどんどん落ちていって、気づいたら別の場所にいる。 なんと体が小さくなってしまっているのだ。
ルーシーはとにかく元に戻るべく、進み始める。そこでいろいろな生物に出会う。不思議なことを言っている動物も多い。ニヤニヤ笑いだけを残して消える練習をする猫とか(これはアリスのチェシャ猫の真似だな。)お茶会するトランプなど。
そしてアリスじゃないルーシーは、ダイアモンドを探して空をゆく。もちろん自分で飛べるわけではないので、ある動物の助けを借りるわけだが。
で、物語の語り手でもあるセイウチとも出会うことになる。

子供でも読める、ファンタジーになっている。
結末についてもある程度見当はつく。その意味では果たして完全な子供向きなのかどうかはわからないが、おそらく作者は、子供にも読める大人のファンタジー、というつもりで書いたのだろう。

おすすめ度:☆☆☆ BGMを聞きながら読みましょう。

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ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ


ラベル:浅倉卓弥
posted by 濫読ひで at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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