私立探偵・麻生龍太郎
著者: 柴田よしき
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
ページ数: 392p
発行年月: 2009年02月
1,800円 (税込 1,890 円) 送料無料
私立探偵・麻生龍太郎
刑事をやめて私立探偵になった麻生龍太郎が活躍する短編集。
というか、あまり活躍しなくても、彼のところには情報が流れ込んでくる。
先日紹介した「ドント・ストップ・ザ・ダンス」
http://hidebook.seesaa.net/article/135500447.html
ででてきた「アソー菌」の麻生龍太郎、ということになる。
彼が受けた依頼には、何か別のように見える事件がからんできて、それが最後にうまくつながっていく。
麻生は探偵だが、ひとりでやっているため、警察時代の知り合いからの紹介などで、なんとか食べていける。彼は離婚して、独身だ。とはいえ、恋人というか強い絆を持つ相手がいる。その相手は男だ。そして、犯罪者。 刑務所から出てきて、ヤクザに協力するかどうか、すれすれのところにいる。
"Carry on"
麻生は、ある日、知り合いの元検事の早坂絹子から個人的に依頼をうけた。叔母がしていた指輪が失くなった。もしかしたら、犀川という男がその手がかりを持っているかもしれない、と。
麻生は犀川と会い、逆に依頼を受けてしまった。 そして、指輪の行方を追ううちに、別の事件に巻き込まれてしまい、女性を連れて逃げる羽目になる…
麻生は、これからも探偵を続けるのだろう。そして、麻生が求める男、練はいつも麻生の思うようにはならない。そして、逆に麻生も練の思うようにはならない。義理だったり、生き方だったり、いろいろなものが決断の邪魔をする。人生はそういうものなのかもしれない。自分が思うようにしなければ、結局納得できないのだ。
おすすめ度:☆☆☆☆1/2 これくらい事件を解決できるなら、苦労はしないでしょう…いや、しているか。
私立探偵・麻生龍太郎
ラベル:柴田よしき
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