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著者: 鈴木光司
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
発行年月: 2008年12月
各1,600円 (税込 1,680 円)
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「リング」「らせん」の鈴木光司の作品。
世界中で人が消えていく、奇妙な現象が起こっていた。
マリー・セレスト号の話のように、日常生活がありながら、突然に人が消えてしまう。あるは、ドライブの途中で車を止めて、そこから人が忽然と消えてしまう。
ライターの冴子は、消えた一家の謎を追っていた。実は彼女の父親も、18年前に忽然と消えたのだ。母は彼女を産んでそのままなくなったので、父が彼女を育てた。あそこまで自分を愛していた父が、何もないままで自分を見捨てるはずがない。だが父の痕跡はどこにもない。
ところが、消えた一家の家に入ってみると、そこには意外なものがあった。父に関連するものだ。
もしかしたらこの一家の失踪と父の失踪は何か関連があるのかもしれない。彼女は自分を奮い立たせた。
一方で、謎の失踪事件は続き、ついには集団で人が消える事件が起きた。 これは何かの前触れなのだろうか? アメリカで、世界の叡智が結集された。 そのメンバーを見て、何が起こるのかを予測した男たちがいた…。
ホラーなのかSFなのか、それともサスペンスなのか通常の推理小説なのか、途中まで判然としない。
ホラーではないのだが、超常現象と科学的な説明とがあいまって、結局どちらの方向に進んでいくのか、がなかなか見えない。
もちろんそれでもいいのだが、「中途半端」な割にはストーリーが長い。最後には一応説明がつけられるが、どうもつじつま合わせでしかないし、全部が説明しきれたとは言えないと思う。
結末にしても、それは説明したことにはなっていない。というか、私自身は、納得できていないのだ。
おすすめ度:☆☆☆1/2 SFホラーが好きな人に。
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ラベル:鈴木光司
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