2009年12月19日

瀬尾まいこ 戸村飯店青春100連発 (12/2009) ☆☆☆☆1/2



戸村飯店青春100連発

著者: 瀬尾まいこ
出版社: 理論社
サイズ: 単行本
ページ数: 321p
発行年月: 2008年03月
1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
戸村飯店青春100連発

瀬尾まいこの作品。
この作者の作る物語には、悪人が出てこない。
作者の性格とか環境によるのかもしれない。

この作品は、戸村飯店という小さな食堂の息子ふたりの物語だ。
弟コウスケは、兄に対して複雑な感情を持っていた。 兄ヘイスケは、器用なはずなのに店を手伝わない。 そして、高校を出たら家を出て行くという。兄は作家を目指している。 コウスケには好きな女の子がいる。幼なじみの同級生、岡野だ。

だが岡野は兄を好きだ。 それで、コウスケに、ヘイスケあての手紙をかくのを手伝って欲しい、と言ってきたりする。コウスケが文章を書くのがうまい、と思っているからだ。だがそれは間違いだった…。

兄と弟、どちらも相手を嫌いではない。そして高校を出たら、それぞれに新しい生活を始める。新しい経験をして、兄弟の関係を見つめ直していくことになった。 兄は作家を目指す。弟は店を継ぐつもりでいる。だが、どちらもなかなか思うとおりにはならない。

いろいろなエピソードが、それぞれの立場で語られる。
言えることは、どちらも兄弟を好きだ、ということだ。そして、悪人は全く出てこない。読んでいてほのぼのとするストーリーだ。

最後はちょっと意外だが、それもいいのかもしれない。人生は、予想どおりにはならないものだから。

おすすめ度:☆☆☆☆1/2 食堂を継ぐ、なんて簡単に言ってはいけません。そして、継がないとも。

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戸村飯店青春100連発


ラベル:瀬尾まいこ
posted by 濫読ひで at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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