2009年11月22日

森見登美彦 宵山万華鏡 (11/2009) ☆☆☆☆1/2


宵山万華鏡
著者: 森見登美彦
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
ページ数: 240p
発行年月: 2009年07月
1,300円 (税込 1,365 円)
宵山万華鏡

作者得意の、京都を舞台にしたファンタジー。
京都の「宵山」を舞台にし、ある大がかりな出来事を題材にして、それに直接間接にかかわる人たちの行動を描いている。
最初に、小さい姉妹が出てくる。それは、妹の視点から描かれる。

次に描かれるのが、「宵山金魚」。この話が、全体の軸になる。
乙川という変わった友人に翻弄される藤田という男の話だ。そこに出てくる仕掛けが、他の話に影響していくのだ。

京都という町を舞台にしておりなすファンタジー。そこには歴史があり、永遠があり、繰り返しがある。

そして物語の締めは、同じ姉妹が出てくる。それは姉の視点から。

作者の面目躍如というところか。
ただ、もっと超自然的な出来事が続いたら、そのほうがよりよかったかもしれない。 他の森見ワールドともつながっているが、別に知らなくても楽しめる。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 京都の宵山、永遠に繰り返されるとしたらあなたは…


宵山万華鏡


ラベル: 森見登美彦
posted by 濫読ひで at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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