年下の男の子
著者: 五十嵐貴久
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本
ページ数: 380p
発行年月: 2008年05月
ISBN:9784408535302
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
年下の男の子
このブログにもときどきご訪問くださる、五十嵐貴久さんの作品。
このタイトルを見ると、多くの人が、キャンディーズのヒット曲を思い出すだろう。 まあ近頃の若い人は知らないかもしれないが…キャンディーズの面々も50を超えていることだし…
それはさておき。
わたしは、37歳のOLだ。なんと大きな買い物をしてしまった。マンションだ。 とうとう、やってしまった。これは、一生独身でいるぞ、という宣言でもある。
仕事は銘和乳業の宣伝部広報課。実際お局様でもある。
ある日、凡ミスで、フリーペーパーに出した新商品の価格が抜け落ちているのに気付いた。再悪の凡ミス。 しかたなくわたしはすべてのペーパーにシールを貼る、という気の遠くなるような作業についた。 そこで一緒にやってくれたのが児島君だ。大学出たての契約社員の23歳。
なぜか児島君はわたしのことが気に入ったらしい。 でも、彼は14歳も年下なのだ。一方、会社のやり手の部長がこんど離婚するらしい。彼はみんなの憧れの的だ…。
一途な若者と、不安を隠せない年上の女性。
二人の恋はいったいどちらへ…
この前、ちょっと話したことがある。今の日本においては、男性は年齢を重ねると結婚相手の選択肢が広がるが、女性の場合狭まる、ということだ。男性が14上でもありだが、女性が14上だとなかなか難しい、と思われがちだ。
この小説は、そんな意識を打破してくれるかもしれない。もちろん悩みは尽きないだろう。だが男女間で悩みがないほうがおかしい。年齢差は、そのひとつでしかない。
読者は、それに気づくだろう。
お勧め度:☆☆☆☆ はたして彼女はいつ決断を…
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