2009年08月22日

北杜夫 マンボウ最後の大バクチ (8/2009) ☆☆☆☆


マンボウ最後の大バクチ
著者: 北杜夫
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 221p
発行年月: 2009年03月
ISBN:9784103062363
本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) 送料無料
マンボウ最後の大バクチ

どくとるマンボウもついに80を越えた。でも、元気だ。
この本は、その北杜夫が書いた、もしかしたら最後の本かもしれない。
だが…

この本のテーマは、「ギャンブル」だ。
北杜夫読者なら知っているだろう。彼は躁鬱患者でもあるわけだが、躁状態のときにはギャンブルを含め何でもやる。

昔は、出版社から片っぱしから前借をして株をやり、あっぱれ破産した、ということすらあった。

そんなマンボウが久々に躁になった。そしてギャンブルだ〜となったわけだ。 パートナーは、愛娘・窓際OLのユカちゃん。それから、女性編集者のペコちゃん(白川道の奥さん・中瀬ゆかりさんのこと)。

そして皆で上山競馬場・韓国ウォーカーヒル・大井競馬場などなどへ勇んで進んでいく。 その珍道中がメーンのストーリーになっている。

それ以外にも「老いたマンボウ」の自虐的なエッセイや先に逝ってしまった人たちの追想録なども収録している。

これが最後だろう…と書いたが、実はそうではないかもしれない。
なんと、オバマの「チェンジ」に影響されて、また躁になってしまった、という。 
これからも元気に頑張って、愛娘に付き添われてあちこちへ旅して、それをまた本に書いてほしい、と切に願う。

ギャンブルか〜そういえば、「さびしい乞食」なんかでもギャンブルシーンがあって、それで「倍々法」というのを知ったっけ(遠い目)。

お勧め度:☆☆☆☆ マンボウファンならぜひ!


マンボウ最後の大バクチ


ラベル:北杜夫
posted by 濫読ひで at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。