2009年08月15日

水原秀策 偽りのスラッガー (8/2009) ☆☆☆☆


偽りのスラッガー
著者: 水原秀策
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 348p
発行年月: 2009年03月
ISBN:9784575236576
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
偽りのスラッガー

現役を引退した元プロ野球選手、秋草のところに、昔の同僚、峯村から声がかかった。 現役に復帰しないか、というのだ。
だがそれは、彼の力を買うからではない。 球団の内部にドーピング疑惑があり、それを探るためにスパイとして彼を雇う、というのだ。

秋草は、現役復帰したいという自分の内面の心と向き合い、承諾する。 そして練習を重ね、一軍にのぼっていく。
ドーピングをしている疑惑の男は、チームのスター選手でもあった…。

はたして彼は、ドーピング疑惑の問題を解決することができるだろうか? そして現役に復帰していい成績を残せるだろうか?


ドーピングについてはかなりちゃんと調べてから書いているように見える。 いまのスポーツ選手にはドーピングは非常に身近なのかもしれない。 一方、本当に彼がどこまでやれるのか、見てみたい、というファンもたぶん多いだろう。

引退のタイミングは難しい。 まだやれる、という余力を残す状態でやめると、まだやれるのに、という後悔の念に駆られる一方、完全に燃え尽きてからやめると、その後の生活に支障をきたす可能性すらある。

とくにカムバック、というのはファンには甘美な響きを与えることでもある。だが、実際に現役選手にどこまで対抗できるか。 それがプロにとって本来求められるものであり、そこは一種残酷でもあるのだろう。

それなりのハッピーエンドに収まっているのもうれしい。

お勧め度:☆☆☆☆ あなたが野球選手だったら、カムバックしたいと思いますか?

偽りのスラッガー


ラベル:水原秀策
posted by 濫読ひで at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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