2009年07月11日

百田尚樹 ボックス! (7/2009) ☆☆☆☆☆


ボックス!
著者: 百田尚樹
出版社: 太田出版
サイズ: 単行本
ページ数: 587p
発行年月: 2008年07月
ISBN:9784778311346
本体価格 1,780円 (税込 1,869 円) 送料無料
ボックス!

本屋大賞ノミネート作品。
大阪の高校教師の耀子は、電車の中で、生徒の鏑矢に助けられた。鏑矢はボクシングをやっているらしい。曜子が担任をしている高校一年の木樽優紀は、幼馴染の鏑矢と仲良しだ。
耀子はボクシング部の顧問となり、ひ弱な優輝はボクシング部に入部した。
鏑矢はボクシングの天才だった。優輝は、じっくりボクシングに取り組んでいく。 
二人は同じライト級。そして大阪の高校ボクシング界のライト級には、超高校級といわれるボクサーの稲村がいた。
鏑矢は打倒稲村を目指し、また優輝はボクシングの面白さに気づき、お互いに頑張っていく。

ボクシングを知らないでいても、楽しめる作品になっている。

スポーツを題材にする小説の場合、スポーツのルールをどこまで解説するのかというのはよくある問題だ。 ボクシングの場合には、ある程度のルールはわかるだろうが、たとえばクラス分けがどうなっているのか、などを知っているのは関係者だけだろう。
この作品では、初心者である耀子、優輝を登場させることで、ボクシングの基礎知識を自然に解説することにも成功している。

対照的な二人が、ボクシングを通じて成長していく物語になっている。だが、解説をいろいろする必要はないかもしれない。 この本は楽しい。 あなたも読んで楽しんでほしい。 それでいいのだ。

お勧め度:☆☆☆☆☆ ボクシングを知らなくても十分に楽しめます。

ボックス!


ラベル:百田尚樹
posted by 濫読ひで at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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