2009年07月11日

大崎梢 平台がおまちかね (7/2009) ☆☆☆☆1/2


平台がおまちかね
創元クライム・クラブ
著者: 大崎梢
出版社: 東京創元社
サイズ: 単行本
ページ数: 260p
発行年月: 2008年06月
ISBN:9784488025281
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
平台がおまちかね

出版社の新人営業マンの井辻智紀くんは、他社の営業からは「ひつじくん」などと呼ばれている。会社は40人くらいの小さな出版社。
営業の仕事は、本屋さんを回って自分の会社の本をアピールして注文をとってくることだけではなく、企画から販促物の作成や在庫管理、市場調査までいろいろだ。
智紀が売上表を見てみると、なぜかある本が、いままで回っていない本屋で売れていた。彼は不思議に思い、その本屋を訪問する。その本屋では、その本が平台に並べられていた。 ポップ(宣伝)も気合いが入っている。その理由は…
智紀は、気合を入れていろいろな事件にぶつかっていく。そして、あるときには他社の営業などとも協力して、問題を解決する。

とくに「絵本の神様」は秀作だ。泣ける。

著者は、書店員を主人公にして本屋を舞台にした作品を書いていた。この本は、今度は本屋を舞台にしながらも、出版社の営業マンを主人公にしている。
この本から伝わってくるのは、本、そして書店への愛情だ。

書店はどんどん減っている。
だが、作者は本屋さんが好きなんだろう。彼女の作品は、本屋さんへのエールなのだ。
本屋さんたちには、これからも頑張ってほしいと思う。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 出版社の営業マンがこんなに仲良しなことってあるのかなあ?きっとあるんでしょうね。

平台がおまちかね


ラベル:大崎梢
posted by 濫読ひで at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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