2009年05月16日

鯨統一郎 哲学探偵 (5/2009) ☆☆☆☆


哲学探偵
本格推理小説
Kappa novels
著者: 鯨統一郎
出版社: 光文社
サイズ: 新書
ページ数: 235p
発行年月: 2008年09月
ISBN:9784334076788
本体価格 838円 (税込 880 円) 送料無料
哲学探偵

競馬場で哲学の短歌を口ずさむ、不思議な男。
その男が、状況の説明だけで、事件を解決する。

玉石混淆の短編集と言わざるを得ない。

警視庁の高島警視と久保主任のコンビは、難事件を専門に扱っている。
二人は、たまたま訪れた競馬場で、謎の男に会う。


二人の話を聞いていた男は、哲学にかかわる短歌をくちずさみ、そして問題を解決する。

しかも、競馬でもだいたい大勝するのだ。


読んでいて、密室犯罪の話は、さすがにそれはないだろう、という風に思えるし、また壺の話は、読んでいてそのままトリックがわかってしまう。
一方、面白い話しも多い。 たとえば「われ思う、ゆえにわれ在り」の話は、自分にバッグを託した男がそのまま殺されてしまった、しかもそのバッグの中に凶器が入っていたのだ…。

謎ときの話、哲学の話、そして短歌の話、と3種類が楽しめる、という意味では結構お得なノベルかもしれない。

お勧め度;☆☆☆☆ 競馬こんな風に当たったらいいんですが…

哲学探偵


ラベル:鯨統一郎
posted by 濫読ひで at 23:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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哲学探偵 (カッパ・ノベルス)
Excerpt: 哲学探偵 (カッパ・ノベルス)
Weblog: 忍者大好きいななさむ書房
Tracked: 2009-07-22 01:29
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