哲学探偵
本格推理小説
Kappa novels
著者: 鯨統一郎
出版社: 光文社
サイズ: 新書
ページ数: 235p
発行年月: 2008年09月
ISBN:9784334076788
本体価格 838円 (税込 880 円) 送料無料
哲学探偵
競馬場で哲学の短歌を口ずさむ、不思議な男。
その男が、状況の説明だけで、事件を解決する。
玉石混淆の短編集と言わざるを得ない。
警視庁の高島警視と久保主任のコンビは、難事件を専門に扱っている。
二人は、たまたま訪れた競馬場で、謎の男に会う。
二人の話を聞いていた男は、哲学にかかわる短歌をくちずさみ、そして問題を解決する。
しかも、競馬でもだいたい大勝するのだ。
読んでいて、密室犯罪の話は、さすがにそれはないだろう、という風に思えるし、また壺の話は、読んでいてそのままトリックがわかってしまう。
一方、面白い話しも多い。 たとえば「われ思う、ゆえにわれ在り」の話は、自分にバッグを託した男がそのまま殺されてしまった、しかもそのバッグの中に凶器が入っていたのだ…。
謎ときの話、哲学の話、そして短歌の話、と3種類が楽しめる、という意味では結構お得なノベルかもしれない。
お勧め度;☆☆☆☆ 競馬こんな風に当たったらいいんですが…
哲学探偵
ラベル:鯨統一郎



