2009年04月26日

貴志祐介 新世界より(上)(下)4/2009 ☆☆☆☆



新世界より(上)
著者: 貴志祐介
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 498p
発行年月: 2008年01月
ISBN:9784062143233
本体価格 1,900円 (税込 1,995 円) 送料別
(下)
ページ数: 573p
発行年月: 2008年01月
ISBN:9784062143240
本体価格 1,900円 (税込 1,995 円) 送料別

新世界より(上)新世界より(下)

超大作だ。
とにかく長い。
しかも書きおろしだという。


舞台は、未来の日本。 人間には、呪力が備わっている。それを使いこなすために、子供たちは学校(全人学級)へ行く。 そしてある段階まで行くと、別の学校に行くことになる。

学校の同級生がある時ふといなくなることもある。だが、その子がいなくなったことは皆気付かない。当初からいなかったものとして話が進んでいるから。

主人公、渡辺早季は不安だった。なぜなら、自分がいつまでも上の学校に行けないのでは、と思ってしまったから。だが、彼女の心配は杞憂だった。彼女にもその時が訪れたのだから。

この世界には、機械文明は無い。
人力と呪力が大部分だ。

人には超自然的な能力が備わっている。だが、それは制限されなければならない。 なぜなら、人類には不幸な過去が存在しているから。 ただし、それは子供たちには教えられていない。

そして早季たちはある日、禁忌を冒してしまう。その結果、忌まわしい過去を知ることになる。そして、人間に従う存在である、知性のある動物、バケネズミたちに助けられる…


この長丁場の物語を一言で語るのは難しい。
しいていえば、前半は、早季たちの冒険、そして禁忌を知ることとそれによって生じる悲劇。
後半は、その後に起こる全面戦争、ということになるだろう。

こんな小説を書きおろしてしまう作者はすごい。
ただ、長すぎてついていけない読者も多いのではないか。振り落とされないでついていける読者は、この冒険譚を本気で楽しめる、幸運な読者、といえるのだろう。

お勧め度;☆☆☆☆ 長丁場を楽しんでください。


新世界より(上)新世界より(下)


ラベル:貴志祐介
posted by 濫読ひで at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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