2009年04月18日

和田竜 のぼうの城 (4/2009) ☆☆☆☆☆


のぼうの城
著者: 和田竜
出版社: 小学館
サイズ: 単行本
ページ数: 333p
発行年月: 2007年12月
ISBN:9784093861960
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料別
のぼうの城

本屋大賞ノミネート作品。
出版されたのはもう結構前になる。
かなり話題になってた本なので、読んだ人も多いだろう。

時は戦国時代。 石田三成は、秀吉の命で、小田原の北条氏が籠る小田原城の支城である、忍城(おしじょう)を攻めた。

城の城代は領民から「のぼう様」と呼ばれた成田長親。
その名前は「でくのぼう」から来ているという。

彼は幼いころから茫洋としていて、武術もからっきし。村へ出て行っては、農民を手伝おうとして邪魔をする。麦踏みをすればうまく踏めずにやりなおしになる、といった感じだ。だが、領民には人気がある。また、曲者がそろった城の中で、皆をまとめ上げることができる(あるいは放置しつつも皆の協力を得られる)。

そののぼうを総大将にした忍城。はたして、石田三成と戦って、城を守り切ることができるだろうか?


このエピソードはまったく初めて知ったが、面白い。どこまでが史実なのかはわからないが、非常に楽しめる歴史小説になっている。

「のぼう様」は領民からの支持を受けている。この男が城を守り、戦うと決めたとき、領民たちの取った行動は驚きだ。

そして、最後に石田三成と会話したときの態度もさもありなん、という感じになっている。

面白い歴史小説として、読んでいて楽しめると言える。

お勧め度:☆☆☆☆☆ 期待の新人です。 のぼうが、甲斐姫のために何と言ったのか、知りたかったです。


のぼうの城
ラベル:和田竜
posted by 濫読ひで at 23:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 作家ら行&わ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『のぼうの城』
Excerpt: のぼうの城 上 (小学館文庫)和田 竜 by G-Tools 豊臣秀吉の北条征伐の一貫である、石田三成による忍城攻防戦を描いたもの。 忍城の城代、成田長親は、でくのぼうだというところ..
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