2006年01月06日

ばばあ鍋でもつついて…

今日は、「ばばあ鍋」または「ばばちゃん鍋」の話だ。

鍋にも寄せ鍋、カニ鍋、ふぐ鍋、土手鍋などいろいろあるけど、「ばばあ鍋」ってのには
ちょっとびっくり。
「かちかち山」の原文(子供向けに変えられてない物)には婆汁ってのが出てくる(狸が
作って爺さんに食わせた)けど、まさかそれではないよなあ。

というわけで(何がだ?)、この「ばばあ鍋」とは当然のことながら「ばばあ」が入った
鍋料理ということになる。
(ま、「闇鍋」といっても闇を入れるわけじゃないから当然じゃない、という説もあるが、
そういうことはおいておいて。)

「ばばあ」最近ではこれはまずいだろ、というので「ばばちゃん」などと言い換えられるようだ。

で、その「ばばちゃん鍋」の具は…

当然…



「ばばあ」










という深海魚なのだ!

もちろんこれは俗名(言い方悪いな、俗称というべきだ)で、正式名は「タナカゲンゲ」という。
またこれもよくわからない。田中さんが見つけた「ゲンゲ」かよ?
ヤゴゲルゲとかなら「超人バロム1」の怪人だが…(知らないって)。
分類で言うと「スズキ目ゲンゲ科」の魚だそうだ。「マユガジ属」だそうだがこれ以上
調べても深みにはまるのでやめる(^_^;)。
ゲンゲというのは「幻魚」「玄魚」と書いたりもするようだが、由来は「下の下」から
来ている、というのが有力なようだ。
ゲンゲにもいろんな種類がいるらしいがタナカゲンゲはその中でも最大級で、80cmから
1メートル近くにもなるらしい。
姿は長くて縦に縞がある。ぬめりで覆われているがそこにはコラーゲンがあるらしい。
ちなみに「タナカ」は意味不明だ。田中さんが分類したということらしいが確認できない。
「ばばあ」以外には「キツネダラ」とか言われることもあるようだ。
日本海側の深海で獲れる。というかカニを網で獲るときに一緒に入ってくるということのようだ。松葉ガニとともに沖合底引き網にかかるらしい。


というわけで「ばばあ鍋」、いや「ばばちゃん鍋」だ。
何とこれは、今や町おこしに使われている。

中国新聞によれば、こういうことらしい。
(引用)
漁業の町、鳥取県東端の岩美町で名物料理として売り出し、成功したのが「ババチャン料理」だ。食材は深海魚のタナカゲンゲ。松葉ガニとともに沖合底引き網にかかる。体長八〇センチ前後でぬめりがある。顔つきがおばあさんに似ていると、地元では最近までババアと呼んでいたが、「さすがにまずかろう」と変えたらしい。

 浦富海岸近く、福本満夫さん(61)の営む民宿では冬、松葉ガニと並ぶ二枚看板としてほぼ一匹使うフルコースを出す。定番の鍋のほか刺し身、頭の煮付け、塩焼き、照り焼き、揚げ物…。皮も酢の物になる。刺し身はヒラメのような食感。全体的に淡泊で上品な味だ。
(以下略)

あなたも、このばばあ鍋、鳥取近辺にいらっしゃるなら、食べてみたらいかがだろうか?
地元の人はよく知ってるかもしれませんね。

楽天で買えるかな、と思ってみてみたら、年末にオークションに出されていた。
ほかにも直売サイトがあるようだ。

ちなみに、東京で食べられるか、と思ったら、なんと東京駅前の「丸の内オアゾ」(丸善や丸の内ホテルが入っているビル)の「おかずや」でも「ばばあ鍋」を出しているようだ。

旬は12月から2月ころだというし、誰かの、食べに連れて行ってくれないかなあ(こればっかりだが)




中国新聞の記事はこちら
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601020025.html

鳥取県観光協会のメールマガジンの記事はこちら
http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/40_2.htm

タナカゲンゲをはじめとするゲンゲの仲間の写真はこちら
http://tinyurl.com/d2squ

販売サイトはこちら
http://www.c-food.co.jp/shop/cart_nabe2.html

「おかずや」
http://r.gnavi.co.jp/a186423/menu1.htm
posted by 濫読ひで at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | コネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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