2008年11月08日

平山瑞穂 桃の向こう (11/2008) ☆☆☆☆1/2


桃の向こう
著者: 平山瑞穂
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
ページ数: 253p
発行年月: 2008年09月
ISBN:9784048738828
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料別
桃の向こう

学生時代に、異性とのつきあいがうまくできなかった人は多いだろう。私ももちろんその一人だ。
そして、そういうのを簡単に、軽々とこなしていくやつを見ては歯ぎしりしつつもうらやましがったりする。 当時の言葉でいえば「青春」だ。(今でももちろん「青春」という言葉は残っているのかもしれないが…)理屈っぽく不器用な男が、魅力的な女性に恋をする。だが、なかなか回りくどく考えてしまう。 一方、その女性は彼に好意を寄せてくれているようだが、何となく違うような気がする。そしてまた、同級生の、女性とのつきあいに長けた金持ちの息子も、彼女に興味を持っている…

こんな関係を、不器用な男、来栖の立場、女性の煌子(あきこ)の立場、そして器用な晃司の立場から描いていく。


個人的には来栖幸宏の立場が一番自分にはなじみやすい。
そう。考えすぎて行動しないのだ。
こういう男は、一番始末に負えない。
成長するのを待つしかないのだが。

煌子についてはちょっとキャラクターにぶれがあるような気がする。彼女の立場からの章だては、もしかしたら無くてもよかったのかもしれない。謎の女性のまま、にしておくのも一つの方法だったろう。

そして…
幸宏にはもっと長いこと、もてない男でいてほしかった(笑)

お勧め度;☆☆☆☆1/2 あなたは学生時代はどのタイプ?

桃の向こう

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ラベル:平山瑞穂
posted by 濫読ひで at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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