2008年11月08日

瀬尾まいこ 見えない誰かと (11/2008) ☆☆☆☆1/2


見えない誰かと

著者: 瀬尾まいこ
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 163p
発行年月: 2006年12月
ISBN:9784396681197
本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) 送料別

見えない誰かと

瀬尾まいこのエッセイ集。

最近、よく考える。「幸せ」とは何だろうか、と。
金があっても幸せじゃない人はたくさんいるだろうし。
自分の環境に満足できれば幸せなのだろうか?

さてこの本の著者は中学校の先生をやっている。そして毎日の日常にかかわることなどをエッセイで書いている。
彼女のエッセイを読むと思う。 この人は幸せだ、と。
もちろん公にする文章に自分の不幸せなことを書くことはできないだろう。だが、彼女の文の中には「ゆるい」喜びが常にあふれている。
彼女の特徴のひとつは、「大好き」だと素直に公言できることだろう。
人についてもそうだし、物事についてもそうだ。

校長先生も好きだし、クラスも好きだし、いとこも妹も好きだし…それを公言している。 べつに嫌いなものは書かないだけだろ、という突っ込みが入りそうだが、たとえそうであったとしても、好きなこと、人を好きだと公言できるのは幸せなことなんだろうと思う。

もう一つ言うなら、彼女は不器用だと思う。
だが先生としてやっていくのには、それは決してマイナスではないだろう。ストレスはたまるだろうが、信頼され、愛されることにつながっていくだろうから。

彼女が幸せなのと同じくらい、彼女と接する人たちも幸せなのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 穏やかな時間が過ぎているように見えます。本当はものすごくばたついているのでしょうが…。

(出版から2年たっています。)

見えない誰かと



ラベル:瀬尾まいこ
posted by 濫読ひで at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。