2008年10月04日

花村萬月 神の名前 王国記7 (9/2008) ☆☆☆☆1/2


神の名前
王国記7
著者: 花村萬月
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 257p
発行年月: 2008年03月
ISBN:9784163268309
本体価格 1,667円 (税込 1,750 円) 送料別

神の名前

「王国記」シリーズ7冊め。
ここでシリーズは意外な展開を見せる。
ずっと主人公、あるいは中心人物であった朧が、中心人物を降りることになった。朧が描いていた王国は、もはや朧を王としない。彼は脇役に甘んじることになる。
その代わりに中心となるのは、朧とマザー・テレジアの息子、太郎だ。

太郎は教団において、神となっていく。
そして奇跡を起こし始める。

一方、教子と朧の間にも子供が生まれた。花子という。
そして次郎が生まれ、教団の中には神の子が二人、あるいは三人出現したことになる。

当初の「ゲルマニウムの夜」では到底考えられなかった展開が、ここに表れてきた。

太郎はまさに神だ。それに気づく周囲の人間たち。そして、ジャンは、自分の役割を悟っていく。

王国記の新たな展開。いったい、この王国はどこに行くのだろうか。作者自身も予想がつかないのかもしれない。

お勧め度:☆☆☆☆ 王国記シリーズ読者のみです。読むなら最初から、ということになります。

神の名前


ラベル:花村萬月
posted by 濫読ひで at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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