2008年09月20日

小路幸也 21(twenty one)


21(twenty one)
著者: 小路幸也
出版社: 幻冬舎
サイズ: 単行本
ページ数: 253p
発行年月: 2008年06月
ISBN:9784344015296
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料別
21(twenty one)

21世紀に21歳になる、21人のクラス。
同級生たちは、とても仲がよかった。

それから時が少し過ぎて、その中の一人、晶が死んだ。
自殺だった。
仲良しの皆は戸惑い、悲しむ。
晶はなんと、教室で首を吊っていたのだ。

皆、悲しむだけでなく、自分を責める。もしかしたら自分のせいで彼は…と。

皆がどうやって晶の死の理由を知り、そして乗り越えていくか。
それがテーマだ。

別にミステリーではない。
友情物語、といえばもっとも近いかもしれない。

もちろん大人になった皆には、それぞれの人生があり、それぞれの事情がある。
晶は晶自身の問題で、自殺した。
だが彼には、悲しんでくれる仲間がいたのだ。

彼は、皆をもう一度結び付けたかったのかもしれない。
そして、自分を思い出してもらえるようにと。

さすがは外れ無しの作者だ。語り手がいろいろ変わり、視点がかわっても、全体として一つのストーリーがまとまり、晶の姿がうかびあがってくる。
読後感もさわやかだ。

お勧め度;☆☆☆☆1/2 こんなクラスのメンバーになりたかったです。


21(twenty one)


ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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