ジェネラル・ルージュの凱旋
著者: 海堂尊
出版社: 宝島社
サイズ: 単行本
ページ数: 381p
発行年月: 2007年04月
ISBN:9784796657549
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料別
ジェネラル・ルージュの凱旋
やっとこの本を読んだ。海堂尊のイメージが、これでまたよくなったと思う。
「チーム・バチスタの栄光」は名作だったが、正直、「ナイチンゲールの沈黙」はダメだった。また「螺鈿迷宮」も別テーマがあるとはいえちょっと受け入れがたい部分もあった。それらと比較して、本作は非常に軽快に仕上がっている。「愚痴外来」担当にしてなぜかリスクマネジメント委員会の委員長にもなってしまった田口のところに、内部告発の書類が届いた。
田口は、嫌々ながらもその書類を持って、社内の反田口グループ、「エシックス・コミティー」にアプローチする。
内部告発の内容は、ICUの速水教授が、メーカーからリベートを受け取っているというものだ。看護師長も共犯という。
速水は、ジェネラル・ルージュと影で呼ばれていた。その理由は、昔の事件にさかのぼる…
そして、速水の追及には何とあの白鳥もからんでくる。
速水は悪びれない。予算がないこの病院の中で、患者を守るためには仕方ない、というのが理由だ。
はたして、田口は速水を救うことができるか。
面白い。エシックス・コミティの意地悪さも、病院の体制とドクターヘリに関する状況もよく描かれている。
さすがに医者が書いた作品だ、ということを感じる。
毎回、こんな感じでリアルな作品を続けてくれればいいのに、と思ってしまう。
お勧め度;☆☆☆☆1/2 速水の活躍は圧巻です。
チーム・バチスタの栄光 ☆☆☆☆☆
http://hidebook.seesaa.net/article/21888818.html
ナイチンゲールの沈黙
http://hidebook.seesaa.net/article/31071757.html
螺鈿迷宮
http://hidebook.seesaa.net/article/52724860.html
ジェネラル・ルージュの凱旋
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