血の冠
著者: 香納諒一
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 391p
発行年月: 2008年07月
ISBN:9784396633028
本体価格 1,900円 (税込 1,995 円) 送料別
血の冠
香納諒一の新刊。
記念日
http://hidebook.seesaa.net/article/103211623.html
が面白かったので、これもわくわくしながら読んだ。
弘前で、猟奇殺人が起こる。事件を追って、キャリア組の刑事、風間がやってきた。その補佐役に指名されるのは、会計課の係長の小松。
実はその二人は幼馴染だった。会計課で小松がやっていることは裏金づくり。普段は刑事の仕事などやっていない。その二人が、連続して起こる猟奇殺人の真相に迫っていく。
その連続殺人は、二十六年前に起きた猟奇殺人と似ていた。
そして昔の事件には、この二人と、そして一人の女の子、小百合が関わっていた。いまは小百合はキャバレーで働き、そして小松の愛人にもなっている。 その一方、小松が刑事のキャリアを捨てる原因を作った義父のまわりには、怪しい男たちが現れた…。
過去の事件が複雑に絡み合い、そして新たな殺人も起こっていく。
はたして小松は事件を解決できるか?
こういう小説だと、パターンとしては、関係者が次々殺され、そして奮起した小島が皆の弔い合戦とばかりに昔の刑事魂を取り戻して事件を解決する、ということになるだろう。
だがこの本では、少しばかり、違うかもしれない。
内容に触れるのは差し控えるが、かなり長い作品の割には、伏線を使い切れておらず、また結末についても、ちょっとその手を使うのは…というのは不満がある。
面白いが、結末の評価は分かれそうだ。
お勧め度;☆☆☆☆ 途中までは☆5つ。結末をどう見るかによって評価が違うでしょう。
血の冠
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