2008年09月07日

小路幸也 うたうひと (9/2008) ☆☆☆☆☆


うたうひと
著者: 小路幸也
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 290p
発行年月: 2008年07月
ISBN:9784396633011
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料別
うたうひと

「小路幸也に外れ無し」といわれる。確かにそうだろう。
彼の作品は、読んでいてほのぼのとさせるし、感動もある。


きっと、人に対して愛があるからではないか。

この「うたうひと」は、ミュージシャンを主人公にした短編集だ。
もう腕が動かなくなってしまった元ギタリストが、介護を受けながら若い女性にインタビューを受け、涙を流しながら過去を回想する話や、アイドルとバックバンドの愛そして逃避行、あるいは盲目の歌手へのインタビューなど。

これを読んでいると、音楽は愛だ、ということを深く感じる。
音楽により、人をいやすこともできるし、楽しませることもできる。

その音楽を紡ぎだす人たちには、人を感動させる感性がそなわっている。 そして、その物語を作り出す作家にも。

笑あり、涙ありで読める楽しい短編集だ。

お勧め度:☆☆☆☆☆ さすがです。音楽がついていないのが残念なくらい。

蛇足;作品中の「ウルトラホーン」は伝説のホーンバンド「スペクトラム」をモデルにしているのでしょう。スペクトラムにご興味がある人は、Youtubeで検索してみてください。きっと驚かれると思います。

うたうひと


ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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