遠まわりする雛
著者: 米澤穂信
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
ページ数: 354p
発行年月: 2007年10月
ISBN:9784048738118
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別
遠まわりする雛
米澤穂信の「古典部」シリーズ。
主役はおなじみ、ものぐさ高校生の折木ホータローだ。
「安楽椅子探偵」的に事件を解決していく。
この中で最も素晴らしい作品は「心あたりのある者は」だ。
これはハリイ・ケメルマンの「9マイルは遠すぎる」をほうふつとさせる名作だ。
「10月31日、駅前の巧文堂で買い物をした心あたりのある者は、至急、職員室柴崎のところまで来なさい」 こんな校内放送が流れた。 ホータローは、千反田えるの求めに応じ、この放送に解説をつけてみる。そうすると意外なことが…
「手作りチョコレート事件」「遠回りする雛」この二点は、青春が甘酸っぱく描かれていて胸にせまるものがある。
そして、意外な二人が(そうではないか?)そんな思いを持ち始める、ということが明らかになっていく。
とにかく、面白い短編集だ。
ミステリーとしてもしゃれている。
お勧め度;☆☆☆☆☆ 素晴らしい推理です。
古典部シリーズ
「氷菓」
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「クドリャフカの順番」
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「愚者のエンドロール」
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小市民シリーズ
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さよなら妖精
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その他米沢作品
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遠まわりする雛
ラベル:米澤穂信
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