2008年08月30日

永瀬隼介 黒龍江省から来た女 (8/2008) ☆☆☆☆


黒龍江省から来た女
著者: 永瀬隼介
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 220p
発行年月: 2008年03月
ISBN:9784103067719
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別
黒龍江省から来た女

これはノンフィクションだ。
男性が意識不明の重体で、病院に運ばれた。原因は、妻が夫にインシュリンを注射したことだった。
その妻は、中国の黒龍江省から来た花嫁だった。

筆者は、その事件に興味をもち、調べ始めた。


関係者の言葉はいろいろ食い違う。妻の言葉さえ、ときに食い違う。

見方によって、彼女は鬼のような女にも見えるし、夫に虐げられたかわいそうな女にも見える。
いったい、実態はどうなのか。

丁寧な取材で、彼女の多くの姿が記録されている。

最初は小説かと思ったが、ノンフィクションだったことが驚きだ。
そして筆者は中国にまで飛んだ。そこで見たのは、意外な実態だった。


真実は闇の中かもしれない。だが、彼女がインシュリンを注射したことだけは確かだ。そして、彼女も何かの犠牲者であったことも、たぶん正しいのだろう。

お勧め度;☆☆☆☆ あなたの真実は?


黒龍江省から来た女
タグ:永瀬隼介
posted by 濫読ひで at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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