モーニング
著者: 小路幸也
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本
ページ数: 291p
発行年月: 2008年03月
ISBN:9784408535265
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料別
「小路幸也に外れ無し」といわれるほどの巧者である筆者。
やはりこの作品もいい味を出している。
今日は真吾の葬式だ。学生時代、5人で住んでいた仲良しだったのだが。
モーニング、とは朝ではなくて、「喪」Mourning なのだ。
葬式が終わり、淳平が言った。これから自殺すると。皆それに驚き、そして言った。東京までドライブしろ、それまでに俺達でお前を説得する、と…。
5人には共通の思い出があった。その中でも大きかったのは、茜さんという女性だった。
彼女は皆のマドンナであり、淳平の彼女だった。婚約者が帰ってくるまでは…
そして茜は死んだ。
そんなことを思い出しながら、車は走る。
はたして、自殺を止めることはできるだろうか?
友情と愛情の物語だ。
長いこと会っていなくても、友情は成立する。
それぞれのメンバーが仲間を思いやる気持ちが、しっとりと描かれている作品だ。
やはり外れはない。 読後感も爽やかだ。
お勧め度;☆☆☆☆1/2 こんな友人、ほしいですね。
ラベル:小路幸也



