2008年08月02日

鳥飼否宇 爆発的 七つの箱の死 (7/2008) ☆☆☆☆


爆発的
七つの箱の死
著者: 鳥飼否宇
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 331p
発行年月: 2008年06月
ISBN:9784575236200
本体価格 1,800円 (税込 1,890 円) 送料別
爆発的

不思議な美術館があった。
日暮百人という金持ちが作った、変わった形の美術館だ。これは彼のプライベートミュージアムとして、現代アートの旗手を7人呼び、それぞれに部屋を与えてアートを作らせるというのだ。



部屋はそれぞれ色分けされている。
それぞれの部屋にアーティストがいて、作業を行う。

建築を担当したのは、天才建築家の藍田彪。アーティストを選んだのは、キュレーターの樒木侃(しきみぎ・かん)だ。

それぞれの部屋で、アートが作成され、そして事件が起こっていく…


最近のヒウ先生の作品は、なんだかグロテスクなものが多い。もう少し自然なものがいいな、と思えてしまう。
この作品も、どちらかというと暗い。
殺人がすべての部屋で起こるというから、ではなくてその形とか動機とかが、芸術にかかわるから、とはいうものの、暗くてどろどろした感じのものが多くなっている。

そのため読後感もそれほど良くないのが残念だ。

最後のエピソードも、ちょっと強引な気がする。

なお、「5つの箱の死」(カーター・ディクスン)というのがあるそうだ。 それを踏まえた作品になっているようだ。

お勧め度:☆☆☆☆ サブタイトルにはそれぞれ意味がありそうですが、私にはよくわかりません。

爆発的
タグ:鳥飼否宇
posted by 濫読ひで at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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