2008年07月20日

沢村鐵 運命の女に気をつけろ (7/2008) ☆☆☆☆1/2


運命の女に気をつけろ

劇団・北多摩モリブデッツ、怒涛の36日間
著者: 沢村鐵
出版社: ジャイブ
サイズ: 単行本
ページ数: 231p
発行年月: 2008年06月
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料別
運命の女に気をつけろ

僕がいるのは、北多摩モリブデッツという学生劇団だ。
それなりに名も通り始めている。
僕はスタッフと脇役であることがメーンなのだが、それでもこの劇団を愛している。
さて今度の公演に、外部から客演を呼ぶことになった。それが夏姫さんだ。
彼女は美しく、そして頭もいい。 彼女が客演してくれる、というのはまわりの劇団からもうらやみ、やっかみの目で見られるくらいだ。

そして彼女はファム・ファタールだったのかもしれない。運命の女。 誰にとって? みんなにとってだ。

小さな劇団に、こんな魅力的な女性がやってきたらどうなるか? 当然のように、彼女をめぐった恋のさやあてが演じられる…かと思いきや、そうはならない。 彼女が相手を選んだから…いきなり彼女はうちの劇団のヨイチさんと付き合い始めたのだ。 ヨイチさんには、彼女がいる。 それなのに… そして、彼女こそ自分のファム・ファタール(運命の女)だと思う他の劇団員たちも、負けてはいない。そして僕は、それを遠くから見ているだけ…のはずだったが!


コメディとしてうまくできている。
美しく奔放、そしてこまやかな部分も多く持ち合わせた女性、夏姫。彼女がいくところには、事件が起こる。

嵐を呼ぶ女、かもしれない。恋の嵐とも言えるだろう。
そして彼女は、その状況を楽しんでいる。なぜなら彼女は女優だから…。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 こんな運命の女性が自分の前に現れたら…いえいえ、考えたくありません。


運命の女に気をつけろ
タグ:沢村鐵
posted by 濫読ひで at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/103212111
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック