2008年07月12日

五條瑛 狂血 (8/2008) ☆☆☆☆


狂血
Immigrant and illegal immigrant, and imposter
R/evolution
著者: 五條瑛
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 287p
発行年月: 2008年06月
ISBN:9784575236217
本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) 送料別
狂血

倉木櫂という少年は、ちょっと特殊だった。
薬を飲まないと、感情の抑えがきかなくなるのだ。その一方、芸術的な才能を持っていて、絵を描くことができる。

亮司はギャラリーのオーナー。櫂に目をかけている。
亮司は旧知の植村から封筒を預かった。そして言われた。「大川だけは、絶対に信用するな。」と。
そのころ大川は、ある若者にアプローチしていた。

裏社会で働く医者、本田はドゥルダという女性と仲良くなった。彼女は表面上は占い師。裏ではいろいろなことをしている。本田はあえてそれを見ず、ドゥルダと付き合い始めた…


実はこの話は連作らしい。 R/evolution というシリーズということか。人間関係も、前の巻から続いているものが多いようだ。

だがこの巻だけ独立しても、十分楽しめる。

このテーマは、裏切りと血と「多国籍」。
日本は今や多国籍社会になってきている。
また、複数の国籍を持つ者もいる。

日本国内において、日本でない血が覚醒するとき、世の中が代わっていく。それが「革命」なのかもしれない。
それもまた、だれかの書いたシナリオに沿うもの、なのかもわからないのだ。

この本が連作であるせいか、なかなか登場人物が死なない。
次巻でもたぶん、活躍することが予定されているのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆ 櫂の絵を見てみたいような…



狂血


ラベル:五條瑛
posted by 濫読ひで at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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