2008年07月05日

深水黎一郎 エコール・ド・パリ殺人事件 (6/2008) ☆☆☆☆


エコール・ド・パリ殺人事件
レザルティスト・モウディ
講談社ノベルス
著者: 深水黎一郎
出版社: 講談社
サイズ: 新書
ページ数: 305p
発行年月: 2008年02月
ISBN:9784061825857
本体価格 900円 (税込 945 円) 送料別

エコール・ド・パリ殺人事件
先日紹介した「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」http://hidebook.seesaa.net/article/101723826.html
の作者の作品。

有名な画商が自宅で殺された。家には、元画家の妻と執事と、もう一人障害のある男。 しかし問題があった。現場は密室になっていたのだ。

頭をかかえる刑事たち。そこに、一人の男が現れる。欧州を放浪していた海埜刑事の甥だった。
彼は芸術に造詣が深く、いろいろな絵について解説してくれる。
そこで判明したのは、被害者は「エコール・ド・パリ」の中の無名の芸術家たちを世に出そうとしている画商だった、ということだ。

被害者の「著書」を紹介しつつ、物語はすすむ。 
密室の謎は解けるのか・そして犯人はだれなのか。
「読者への挑戦」がついた、トラディショナルな推理小説の末裔と言えるだろう。


ただ、正直ベース、この「著書」はかなりうざったい。読んでいて疲れてしまう。 自分に興味のない分野だからなんだろうが、ここの部分も謎解きに必要だろうと思うと、苦痛でも読んでしまう。


そしてこのトリックは…
説明はつく。比較的ありがちな説明ではあるが。


最後のところはちょっとえ?と思う部分もあるが、まあ合格だろう。

お勧め度:☆☆☆☆ 今後この青年、瞬一郎や、大痣見警部などを主人公にした作品を作るのでしょうね。


エコール・ド・パリ殺人事件


ラベル:深水黎一郎
posted by 濫読ひで at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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