2008年07月05日

石持浅海 心臓と左手 (7/2008) ☆☆☆1/2


心臓と左手
座間味くんの推理
Kappa novels
著者: 石持浅海
出版社: 光文社
サイズ: 新書
ページ数: 264p
発行年月: 2007年09月
ISBN:9784334076610
本体価格 838円 (税込 879 円) 送料別
心臓と左手

別の作品で出てきた「座間味くん」が警視庁の大迫警視と食事をしながら、過去の事件のことを話し合う。
その結果、座間味くんは思いもかけない解決を提示し、大迫警視は驚く、というのがパターンだ。

表題作は、新興宗教で起こった事件を描いている。教祖の心臓が3つに切り裂かれて後継者を自任する三人がその心臓を食べた。そしてもう一人は、左手をもらおうとした。というものだ。

べつにこれは事件ではない、ということになった。教祖の遺言に従ったものだからだ。だが座間味くんはそこで何がおこったかを指摘した…

この「トリック」というか種明かしはおそらくおかしい。ただ、その点を作者がどこまで調べたのか、私にはわからない。どうも詰めが甘いと思えるのだ。

他の作品についても、うがちすぎていてそんなことは…というものが多いといえるだろう。

なお、最終話は語り手が異なっている。そしてマイホームパパ座間味くんの将来を左右するであろう女性が登場する。
彼女を軸に、話が作られることもあるだろう。

お勧め度;☆☆☆1/2 あまり共感できませんでした。


ラベル:石持浅海
posted by 濫読ひで at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。