2008年06月14日

荻原浩 愛しの座敷わらし (6/2008) ☆☆☆☆☆


愛しの座敷わらし

著者: 荻原浩
出版社: 朝日新聞出版
サイズ: 単行本
ページ数: 435p
発行年月: 2008年04月

ISBN:9784022504241
本体価格 1,800円 (税込 1,890 円) 送料別
愛しの座敷わらし

荻原浩の新作。楽しく仕上がっている。

田舎町に引っ越してきた家族5人。
父母、中学生の娘、小学生の息子と祖母。
大きな古い家を借り、住み始めた。

前の住人だった外人はなぜか突然出て行ったという。
実は…この家には、座敷わらしがいたのだ!

座敷わらしの存在が、家族の結びつきを強めていく。
都会にはなかった触れ合いが、家族に生まれていく。

結末(落ち)も洒落ている。


なんだか映画のラッシュみたいな紹介になってしまった。

荻原浩のサラリーマン描写はいつもリアルだ。
もちろんありそうにない商品とかも出てくるのだが、元サラリーマンだけあって、会話とか設定はとてもリアルで、常にありそうだ。
晃一の転勤の話にしても、職場での扱いにしても、非常にリアリティがある。

座敷わらしの由来は悲しい。だが座敷わらしはそれを理解していないのだろう。純粋に、人々と過ごすことを楽しんでいる。
座敷わらしは人につくのか、家につくのか。
それはわからない。

でも、座敷わらしのいる家、見た人はきっと幸せになるだろう。
そして晃一の一家は、たとえ問題がいろいろ起きても、きっと幸せでありつづけるのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆☆ あなたも見たいですか?


愛しの座敷わらし

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タグ:荻原浩
posted by 濫読ひで at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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