2014年07月21日

秋川滝美 居酒屋ぼったくり (7/2014) ☆☆☆☆

居酒屋ぼったくり

居酒屋ぼったくり
著者:秋川滝美

価格:1,296円(税込、送料込)

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内容情報】(「BOOK」データベースより)
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情があるー旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の書籍化!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!

「小説家になろう」というサイトをご存知だろうか。
そのサイトに掲載されたいた作品を改稿の上で出版したものになる。

姉妹がきりもりする小さな居酒屋。
ぼったくり、という名前がついているが実際はそんなことはない。
ただ常連が多くなる。

そんな居酒屋の常連さんたちとオーナーの美音がくりひろげるお話だ。

酒のうんちくや料理の話しも多く、読んでいるだけで飲みたく、食べたくなってしまう。

ロマンスは…今後に期待。

楽しい一冊だ。

お薦め度:☆☆☆☆ こんな店の常連になりたいものです。
タグ:秋川滝美
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2014年07月13日

山本甲士 ひかりの魔女 (7/2014) ☆☆☆☆1/2



ストーリーテリングの名手、山本甲士の作品。
この人の作品はもっと広まって欲しいといつも思う。

浪人生の僕の家に、祖母が同居しにやってきた。
彼女が来てからというもの、家族は変わり、周りの人たちもどんどん変わる。
いい方へと。

彼女は人のことを思いやり、優しいうそをつく。
そしていつもにこにこしている。

彼女に接する人はみな、自分が一番彼女の目をかけてもらっていると思う。
そんなことはない。僕が一番だから。

なんとばあちゃんは、やくざの手打ちまでお膳立てしてしまうのだ…。

説明がもどかしい。
やはり、読むのが一番。
山本甲士に、もっと触れて欲しい。

お薦め度:☆☆☆☆1/2 こんなばあちゃんに会いたい!


タグ:山本甲士
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柚木麻子 けむ☆たい後輩 (6/2014) ☆☆☆☆



めでたく直木賞候補になった柚木麻子の作品。某作品のカバーには「ユズキ、直木賞あきらめたんだってよ」と書いてあったが(笑)。

栞子という「元」詩人兼大学生と真美子というその後輩の関係を描く。

真美子は栞子の熱狂的なファンだ。
栞子は高校時代に詩集を出版した。
それを知っている真美子が栞子に初めて会ったとき、彼女は狂喜乱舞した。

それから真美子はけなげにひたむきに栞子を追いかける。
だが真美子は栞子が求めることをラクラクとこなしていってしまうのだ…

結末については、当然、と思う人と、こんなのダメだ、と思う人がいるだろう。
賛否両論ある作品のほうが面白い。

僕はこれでいいんだと思う。

お薦め度:☆☆☆☆ 飛んでいたのは真美子のほう。
タグ:柚木麻子
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行成薫 名も無き世界のエンドロール (6/2014) ☆☆☆☆



界一の純情は、彼女に届くのか?
俺とマコトは小学校時代からの腐れ縁だ。マコトは昔からドッキリを仕掛けるのが生甲斐で、社長となった今も変わらない。そんなヤツが、史上最大の「プロポーズ大作戦」を実行すると言い出した。第25回小説すばる新人賞受賞作

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
俺とマコトは小学校時代からの腐れ縁だ。マコトは昔からドッキリを仕掛けるのが生き甲斐で、社長となった今も変わらない。そんなヤツが、史上最大の「プロポーズ大作戦」を実行すると言い出したー。天使よりも純情。悪魔よりも非情。男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか?第25回小説すばる新人賞受賞作。


これだけ見るとコミックのように見えるが、実はそうではない。
回想シーンにしか出てこなくなったヨッチがどうしたのか。それでプロポーズがなぜ行われているのか。
読んでいくとどんどん不思議に引き込まれていく。


なお、最後の刑事との会話の中ででてきたシロタという名前に意味があるのかどうかがわからなかった。もし分かる人がいたらご指摘願いたい。

お薦め度:☆☆☆☆ 余ったIDは業者の手に渡って保存され、このように有効活用される。
タグ:行成薫
posted by 濫読ひで at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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