2013年11月17日

法条遥 リライト (11/2013) ☆☆☆☆

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なぜか「SF史上最悪のパラドックス」と書かれている。
いったい何が…

作品としてはタイムパラドックスを扱っている。
とくに、筒井康隆の「時をかける少女」は読んでおいたほうがいいだろう。
そこで描かれたラベンダー、同時存在の矛盾などいろいろなことに言及されている。もちろんオマージュだ。

タイムパラドックス。未来の人間が過去に干渉することはできない。干渉してしまうと、未来が変わり、自分も存在しなくなるかもしれないから。

美雪は、10年前の自分が来るのを待っていた。
10年前、自分は10年後にタイムリープして、ここからあるものを持ち帰った。そしてそれを使ってある事件の集結に導いたのだ。

ところが、自分は来なかった。それはいったい…

そして物語は10年まえに遡る。美雪は、西暦2311年から来たという園田保彦に会った。
未来の話をこっそり聞く。彼はある本を探しにやってきたと言う…

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ラベル:法条遥
posted by 濫読ひで at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

片理誠 エンドレス・ガーデン (11/2013) ☆☆☆1/2



SF作品。
設定はすぐに理解できるが、いかんせん長い。
ストーリーがエンドレスかと思う。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
少年が目覚めた時、眼前には蛾の妖精の姿をした少女がいた。ここはダウンロードされた人格たちが暮らす“見えざる小人の国”。彼女はこの電脳空間を管理するメインOSの擬似人格で、少年は今、彼女によって生み出されたばかり。システムダウン寸前のこの世界を救うために、二人は隠された10個のアクセスキーを集める旅に出る。だが行く手には、40万もの住人の個人空間(不可侵特区)が立ちはだかる。箱庭のごとき各特区には侵入者を阻む謎が仕掛けられているのだ。視覚と重力の混沌とした迷路世界、無限に続くジェットコースター地獄、ロケットで月を目指すミッション…長い長い旅の果てに明らかになる、この世界の意外な真実とは?千差万別の箱庭に仕組まれた謎解きの旅路を描く、驚愕のパズル・クエストSF。


わかるかもわからないかもしれないがこういう設定だ。

平たく言うと個別のクエストでキーを探し出してゴールに向かう。そういう話になっている。
宝探しだと思えばいいだろう。その対価として世界を救う(ある意味で)ということになる。

SFファンには向くかもしれないがそうでないときついだろう。

お勧め度:☆☆☆1/2 もっとライトでよかったような気がします。
ラベル:片理誠
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川村元気 世界から猫が消えたなら (11/2013) ☆☆☆☆



遅ればせながら読んだ。
さすがに評判のいい作品だけのことはある。
読みやすいし、その割に深いものもある。
そして読後感も爽やかだ。
題材は人の死を、正確に言えば人が死ぬまでのほんの数日を扱っているというのに。


事前の情報がなかったので、きっとこの本は猫好きの人間が猫をテーマにした作品なのだろうと思っていた。
ここまで予想と異なるとは…。

主人公の僕は、頭痛で病院に行ったらいきなり余命がほとんどないと告げられた。
ショックを受けた僕のところに、僕とそっくりな男が現れる。
その男は自分を悪魔と名乗った。

そして悪魔が取引をもちかける。
だがそれは魂を受け取る、というようなものではなかった…続きを読む
ラベル:川村元気
posted by 濫読ひで at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柴田よしき クロス・ファイヤー (11/2013) ☆☆☆☆



柴田よしきの描く、女性プロ野球選手の話だ。
その時代、すでにNPB(日本プロ野球協会)では女性の参加が認められていた。
栞はそのうちの一人。女性にしては手の高いピッチャーだ。外見はさしてよくない。
美形の転載野球少女の麻由と二人でチームの人寄せパンダになっている。

栞は努力タイプ。だが花はない。そしてアイドルのような麻由とはかなり違う。
付き合っている男がいる。麻由には「セフレ」と言っているが実際は好きな男だ。

そして…二軍の野球選手なのだ。

いろいろな悩みやエピソードをつなぎながらストーリーは進む。
そしてある日新しいコーチに告げられたのは…


お勧め度:☆☆☆☆ 続編も期待です。
ラベル:柴田よしき
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2013年11月10日

山本甲士 俺は駄目じゃない (11/2013) ☆☆☆☆1/2 


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山本甲士の作品は、読んでいて楽しい。
ハッピーエンドになると思って読めるからだ。
それに、彼の作品には、あまり悪人が出てこないのもいい。

さて今回は、それでも悪人が出てくる。だが、主人公を成長させるための脇役でしかない。
主人公は、騙されやすい、人のいい男性だ。

名井等。これが彼の名前だ。別名を「エンザイ男」という。
歩いていたら、下着泥棒と間違えられて、いきなり逮捕。その後「処分保留」で釈放されたが、逮捕されたことが勤め先の取引先に見つかり、勤め先から言われて辞職。
わずかな退職金目当てに知り合いの女性が近づいてきて金を持っていく。
こんなひどい状況の中、新聞記者が取材にやってきた。
犯人が逮捕されたので、誤認逮捕された人間にもコメントを取りたい、という。
だがそんな話は彼には伝えられていなかった。

その後、記者が紹介してくれた団体の勧めで、等はブログを立ち上げる。「俺は何もやってません」
自分に起こったことがどんなことだったかを記すものだ。

そのブログが、彼の人生を変えていく…
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ラベル:山本甲士
posted by 濫読ひで at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堂場瞬一 暗転 (11/2013) ☆☆☆☆

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鉄道事故をテーマにした堂場瞬一の作品。
本の紹介にはこうあった。
「朝の通勤ラッシュ時、満員の乗客を乗せ、急カーブにさしかかった電車が突如、脱線・転覆した。その電車に乗り合わせた雑誌記者の辰巳は、続々と入ってくる事故の惨劇に慄然とする。しかし、横転した電車内で自らが目にした瀕死の女性の婚約者に偶然出会ったことから、彼は事件の原因を調べ始めるが……。関係者の事情聴取を進める警察、被害者の遺族、そして、異例の会見を開く企業側。それぞれの思惑が交錯する中、事故の真相は明らかになるのか? 」

実際のところ、物語は辰巳の視線だけでなく、婚約者であった滝本の視点からも描かれる。
滝本からすれば、辰巳にしても婚約者を見捨てた憎い男なのだ。
実際のところは、最後に彼女を見たこと、彼女が自分の後ろにいたことだけなのだが。

滝本は当然打ちひしがれている。彼女の死、それだけではない。
彼女の母からは婚約者ではなくただの一般人として扱われたのだ。
瀧本は彼女と一緒に住んでいたというのに。
だが母親の言動も、も死にまつわる狂乱の一種でしかない。


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ラベル:堂場瞬一
posted by 濫読ひで at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月09日

デュラララ!12



デュラララ!12巻。

セルティが罪歌と戦い監禁され、一方で彼女の首が戻り、
三人は合わないままでお互いの秘密を知ることになり
ヤクザたちが関わりはじめ
臨也はついに静雄を消す決意をする。

相変わらずとっちらかっているようで話は進む。
ラベル:成田良悟
posted by 濫読ひで at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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