2013年06月29日

伊坂幸太郎 ガソリン生活(6/2013) ☆☆☆☆1/2

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相変わらず安定の伊坂幸太郎。

今回はちょっと変わった設定だ。
主人公というか、語り手は車なのだ。緑のデミオ。
だからこそタイトルが「ガソリン生活」

デミオの目を通して、持ち主一家に起きている事件の謎を見ていくことになる。

そうはいってももちろんそこは伊坂幸太郎。
すべての伏線がどんどん混じり合って最後にはパズルがしっかりはまる。
そこの構成はゆるぎない。
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ラベル:伊坂幸太郎
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三浦しをん 神去なあなあ夜話 (6/2013) ☆☆☆☆



「神去なあなあ日常」 http://hidebook.seesaa.net/article/125322791.html の続編。

勇気のその後の物語。といっても日常の延長で林業を、ということだ。
だが少し違っているのは、すでに勇気は林業に対して自分の仕事だという認識を持っていること、そしてある程度山のみんなに認められつつあることだ。

あいかわらず彼はヨキの家に居候している。
運転免許もとり、そしてなんといってもまだまだ直紀にアプローチを続けている。

そんななあなあ日常が語られていく。
その中で、彼は昔に起きたことを初めて知る。
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ラベル:三浦しをん
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中村文則 迷宮 (6/2013) ☆☆☆☆

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僕は事務所で働きながら試験勉強をしている。そんなとき突然ある男に声をかけられた。前の夜、ある女性と一緒だったが、話を聞かせて欲しいと。

その女性のアパートへ行っていたが、初めて会った相手だった。
実はその女性は、10年前の迷宮入りした一家殺人事件の遺児だった。父母と兄が殺され、12歳の彼女のみが生き残った。

防犯カメラがあって、その家には鍵がかかっていた。一家心中ではなく殺人だった。玄関はチェーンで施錠されていた。
彼女は睡眠薬を飲まされている。また、両肩につかまれたような痣もある。

いったい何があったのか。そのまま事件は迷宮入りしていた。
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ラベル:中村文則
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2013年06月15日

吉野万理子 連れ猫 (6/2013) ☆☆☆☆

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これは猫の物語ともいえる。ソリチュードとロンリネス。
二匹の猫。
そしてその二匹を飼っていた人々の話でもある。

「連れ猫」とは何か。
結婚相手あるいは同棲相手にいる猫だ。連れ子、の猫バージョンだと思えばいいだろう。

亜沙美はデザイナーの有也とつきあい、同棲することになった。彼のところには猫が二匹いた。ソリチュードとロンリネス。
有也によると、孤独には良い孤独と悪い孤独があるという。ソリチュードはよい孤独、ロンリネスは悪い孤独だと。

亜沙美は、有也と別れるとき、一匹の猫を引き取ることになった。ロンリネスを。
そして連れ猫ロンリネスの猫生は大きく変化することになる…続きを読む
ラベル:吉野万理子
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吉田修一 初恋温泉 (6/2013) ☆☆☆☆

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吉田修一の作品。
実在する温泉、あるいは温泉宿を舞台に書いているようだ。

「初恋温泉」 
成功したはずの夫婦が温泉にやってきた。 だが、旅行の前の日、妻は離婚を口にしていた。
夫の重田は、理由がわからない。妻の彩子に対して、自分ができることはすべてしてきたつもりでいる。
正確に言えば、妻が幸せに思える時を作り出してきた、与えてきたつもりでいた。

だから、彼には理由がわからなかった。
だが妻、彩子の理由は明確だった。

彼女の一言「幸せなときだけをいくらつないでも、幸せとは限らないのよ」
重田にはわからない。

夫婦とは支えあうものであり、一方的にいいところだけを見せ続ければいい、といいうものではないということが、彼には理解できなかったということになる。きっとこれからも理解できないのだろう。

男女の考えの違いが、現れている。

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ラベル:吉田修一
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七尾与史  殺しも芸の肥やし (6/2013) ☆☆☆☆



「このミステリーがすごい!」大賞隠し球、というよくわからないステータスでデビューした作家、七尾与史の作品。

高校生の乗ったバスが突如消えた。そして十年後に埋まった場所から発見された。みな死んでいたはずだが、一人足らなくなっていた…

連続殺人鬼の話しになる。
語り手がいろいろ代わり、視点がそれぞれ違う。
だが共通していることは一つ。
連続殺人鬼の女性がいる、ということ。

そしてその連続殺人鬼を調べる者は、すべてこの世を去っていく。

途中でその殺人鬼の女性の嗜好が明かされる。お笑いが好きだ、ということだった。

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ラベル:七尾与史
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キケン 有川浩 (6/2013) ☆☆☆☆

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軽いタッチの有川浩の作品。
「キケン」とは、電気工科大学の「機械制御研究部」のことだ。
この部は、ちょっと変わった部だ。
入部希望者を選ぶのだ。なぜか…それは先輩たちがかなり変わった人たちだから。

そして入部希望者たちを待っていたのは、爆発という手荒い歓迎であった…
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ラベル:有川浩
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2013年06月01日

小路幸也 荻窪シェアハウス小助川 (5/2013) ☆☆☆☆1/2 @shojiyukiya



小路幸也の昨年の作品。
あいかわらず安心して読める。
僕、佳人は荻窪の「シェアハウス小助川」の住人になった。

シェアハウスとは関係ない人たちが一軒の家をみんなでシェアして暮らすというものだ。
僕は高校を出てアルバイトをしている。父が交通事故で亡くなって以来、家事全般を引き受けてきたのでお掃除お洗濯食事の支度などこなせる。

そして、昔から通っていた医者、小助川先生の医院であった建物を「シェアハウス小助川」に変更するにあたり、最初の住人になったのだ。

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ラベル:小路幸也
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成田良悟 デュラララ! 9 (5/2013)



第8巻。

臨也が誘拐され、監禁される。
拷問をされるが、実はそれは…

そして、臨也と新羅の高校時代の秘密が明かされる。
臨也は高校時代に新羅をナイフで刺したというのだ。
ところが実は…

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朱川湊人 サクラ秘密基地 (5/2013) ☆☆☆☆

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朱川湊人の短篇集。

超常現象が関わるものが多いので好みは別れるかもしれない。

僕たちは小さい頃、秘密基地で遊んでいた。サクラが咲く場所で放置されたトラックのある囲まれた場所だ。
雨が降ってもトラックの中で遊べる。
ぼくらの仲間のショースケには父親がいない。母親が新しい男性と付き合い始めたようだ。
だがその男はショースケを殴ったりするらしい。
ぼくらは心配しながらも、一緒に遊んでいた。
ある日ショースケが、家出をすると言った…続きを読む
ラベル:朱川湊人
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近藤史恵 エデン (5/2013) ☆☆☆☆1/2

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「サクリファイス」http://hidebook.seesaa.net/article/97185303.html
の続編になる。実際は三部作なのだがまだ読んでいなかった。

フランスのチームに属する自転車ロードレースのプロであるぼく、白石誓(ちかう)、通称チカに大きなチャンスと試練が訪れた。

ツール・ド・フランスに出場するのだ。そしてチームの解散が決まった。
選手たちは動揺する。チームはどうしたらいいのか。その一方で監督はある提案をこっそりとする。

一方、今回のツールの台風の目は、フランス人の新人、ニコラだった。
彼は長らくフランスから遠ざかっていたツール・ド・フランスの優勝をとってくるかもしれない、と騒がれているのだ。
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ラベル:近藤史恵
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石田衣良 PRIDE 池袋ウェストゲートパーク X (5/2013) ☆☆☆☆

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おなじみIWGPの10巻目。
ちょっと読むのをご無沙汰していた。
出てからもう2年以上経過したことになる、文庫化までされてしまった。

登場するのはおなじみのメンバー。
IT企業の社長からマコトに相談があった。携帯を盗まれてその中身の件で脅されている、ということだった。
マコトはGボーイズとともにその対応を考えて実行に移すが…

こんな感じで相変わらずマコトが活躍する。
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森博嗣 相田家のグッドバイ (5/2013) ☆☆☆☆

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森センセイの作品。
新作は書かないはずなのにどうなっているのだろう。まあいいか。

おそらく自分の家のことを書いているのであろう。
相田家、という一族の父母と息子夫婦について描いている小説だ。

合理的な父、相田秋雄とその血を受け継ぐ紀彦。
紀彦は結婚し、その後地元に大学の教員として戻ってきた。
父は喜んだ。息子が近くに戻ったこと、そしてそこが秋雄の母校だったからだ。

全体のストーリーは淡々としている。
森センセイの筆致はいつもどおりだ。
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ラベル:森博嗣
posted by 濫読ひで at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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