2012年11月23日

近藤史恵 はぶらし (11/2012) ☆☆☆☆

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はぶらし
はぶらし近藤 史恵

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いろいろな作品を生み出す近藤史恵の、今回は「なれなれしい友人ホラー的」な話といえばいいだろうか。
某掲示板でいえば、メンヘラ、キチママ系とも言えるだろう。

36歳独身の鈴音はシナリオライター。一度大きな賞を取り、それからは仕事が継続的に来ている。
そんな鈴音に電話があった。高校時代の同級生、水絵からだった。
ファミレスに呼び出された鈴音が見たのは、子連れの水絵。

懇願された鈴音は、水絵母子を一週間だけの約束で家に置くことにする。

独身で気楽で成功しているように見える鈴音にしても、生活はきつい。とくに納期のある仕事なので、なかなか家事にしてもできるわけではないし、人の世話もできるわけではない。

そんなところに水絵がやってきた。そう簡単におさまるはずもない。

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タグ:近藤史恵
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沼礼一 吉祥寺の探偵たち (11/2012)☆☆☆1/2

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吉祥寺探偵事務所は所員4人の小さな事務所だ。
仕事がきてもこなくても、4人は吉祥寺のどこかでランチを食べる。

事件のときにランチを食べると、アイディアがひらめいて事件解決!

というのが基本路線だ。
吉祥寺に実在するレストランなどがいろいろ掲載されているが、レストラン名がないため、知らないとわからないことも多いだろう。
まあそれはご愛嬌だ。

ただ実際のプロットについてはどこかで見たもの、あるいは意外性のないものが多く、本格ミステリとは程遠い。
むしろ多湖輝の「頭の体操」の第一集あたりを読んでいればそのまま答えが出そうなものが並んでいる。

レストランガイドとしては店がわからないので中途半端。ミステリとしてはトリック(といえないくらいのものも含め)は陳腐。

「コピス」が「ピコス」になっているところが多かったり、初版は誤植も多い。
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タグ:沼礼一
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2012年11月17日

原宏一 ファイヤーボール (11/2012) ☆☆☆☆☆

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☆五つとは珍しい!
だがそれに値すると思う。

咲本は商社のビジネスマン。出世街道に乗っていたが、目をかけてくれていた役員が子会社に移り、いきなり自分も閑職においやられてしまった。

そんなときに出席した町内会。だらけてやる気のない会議に彼は驚く。そして祭りについて、つまらないものを批判する。
そして咲本が代案を出すことになる。

プランを二つつくり、ひとつはダミーでもう一つで進めるはずだったが、陰謀でダミーが通ってしまったのだ! 果たして祭りはどうなるのか?
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タグ:原宏一
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森絵都 この女 (11/2012) ☆☆☆1/2

この女
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森絵都の作品。

釜ヶ崎で働く僕に不思議な依頼が来た。自分の妻の伝記を書いて欲しい、というのだ。
金は十分にもらえる。
僕は友人の家に寝泊まりし、彼女のインタビューをしていくことにした。

実は彼は三人目の作家だったという。
過去の二人は書けなかったのか?不思議に思える。
だがだんだん事情が判明していく。

この女は、嘘つきなのだ。

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タグ:森絵都
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2012年11月16日

万城目学 プリンセス・トヨトミ (11/2012) ☆☆☆☆

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今更ではあるが、読んだ。
やはりマキメは面白い。

映画化までされたこの作品。紹介するまでもないかも、とは思いつつ私のように読んでない人間もいるわけだから書いておく。

松平は、会計検査院のベテラン検査官だ。鬼と言われている。
今回は大阪地域の検査に赴いた。助手は「ミラクル」鳥居と、ハーフの旭ゲインズプールの二人。

検査対象になっている機関として、OJOというところがあった。
これがなんの略なのか、またなにをしているところなのか、よくわからない。しかも長い間会計検査も受けていないという。
松平は調査を始めた。
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タグ:万城目学
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森博嗣 ブラッド・スクーパ (11/2012) ☆☆☆☆

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「ヴォイド・シェイパ」シリーズ。
ゼンは山を降り、ある村についた。 
そこで、不思議な会話を耳にする。用心棒の侍が、金を渡すから帰ってくれ、とやってきた相手に言っているのだ。 その男、クズハラは庄屋に雇われているという。

実際クズハラは腕が立ちそうな男だった。ゼンの気配もしっかり感じるほどの腕前になっている。
そんなクズハラはゼンに対し、仕事をしないか、すなわちカレの仲間にならないかと誘ってきた。
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タグ:森博嗣
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2012年11月10日

新野剛志 パブリック・ブラザース (11/2012) ☆☆☆☆ #hon #shohyo

パブリック・ブラザース
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20歳の夏休み。なんとなくだが、新しい自分になれるかもしれないと海外ひとり旅を計画した僕。だが、ひょんなことから地元で中学時代のともだちと過ごす羽目になる。僕をいじめたから赦してほしいと僕の記憶にないことを言い出したかと思えば、訳ありだった女の子と再会する。酔っ払いを家まで送っていけば男に殴られ、突然「ひとを殺しちゃったみたいだ」と電話が鳴る。次々と起きる事件に、一体僕はどうすればいいんだ…。人生に一度しかない夏を描いた恋と友情の青春小説頂点到達作。

というのがデータベースの解説。

この作者は「にいの」ではなくて「しんの」だったのか。あぽやん、とかでも間違えて覚えていた。

青春小説。たしかにそうだ。
だが成長物語ではない。あくまで、ほんの1ヶ月の話が中心だからだ。

大学の夏休みにアジアに一人旅に行くはずだった僕は、旅行会社の男に騙されて金だけ失い飛べなくなった。
それで、なんとかバイト代を稼いで出発したいと思う。

そのプロセスでいろいろな経験をしていくというのがメーンストーリーだ。

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タグ:新野剛志
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三日月拓 きのうの家族(10/2012) ☆☆☆☆

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平凡な家族。サラリーマンの父がいて専業主婦の母がいて、高校受験に失敗した兄がいて、妹がいる。そして同居する両親もいる。

話は兄の高校受験失敗から始まる。志望する公立高校受験に失敗した結果、彼は私立の高校に行くことになる。
失望で始まる高校生活。それは家族にとっても大きな失望だった。
だが実はその失敗にはワケがあることが、あとで明らかにされる。

ストーリーはそれぞれの家族の視点から描かれる。
それぞれのいい分が記されていく。


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タグ:三日月拓
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桂望実 頼むから、ほっといてくれ


頼むから、ほっといてくれ
頼むから、ほっといてくれ桂 望実

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ちょっと変わったオムニバスのように見えつつ、最後は一つのストーリーに落ち着く話だ。

主人公は、しいていえば「トランポリン」となるのだろうか。
トランポリンという競技に参加している人々の人間模様を描いている。

最初に出てくるのは、才能のある少年と努力する少年の比較。ストーリーはシングルマザーの視点で描かれる。
するといきなり数年後に話が飛ぶ。努力する大器晩成型の少年は、才能を発揮し、優勝まで手が届いてしまう。 そこにもう一人、そそっかしい青年が加わり、三人での話になる。
…と思うとひとりはいきなり女の子に惹かれていく。 それを危ぶむコーチ。そしてコーチは、近くで練習をしている新体操のコーチにあることを聞く。







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タグ:桂望実 
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堂場瞬一 解 (10/2012)☆☆☆1/2

解


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鷹西仁と大江波流。二人は学生時代の友人だった。ひとりは新聞記者に。そしてもうひとりは官僚に。だがどちらもそれでは終わらない。
鷹西は新聞記者から作家になる。そして大江は政治家になる。二人はそれを目標にしていた。

二人の人生が、並行して語られていく。
そして大江は、父の逝去にともなう出馬要請を断った。それには理由があったから。
そして、その原因を取り除くため、彼はある行動に出る。

一方、鷹西は新聞記者時代、ある事件に出くわしたが、未解決のままで彼は転属になった。
そしていつか夢をかなえ、作家になってから、彼はその事件を思い出した。

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タグ:堂場瞬一
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