2012年10月27日

三浦しをん お友だちからお願いします (10/2012) ☆☆☆☆

お友だちからお願いします

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著者:三浦しをん
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お友だちからお願いします三浦 しをん

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三浦しをんのエッセイ。
今回は上品に(当社比)ということだが。

たしかに、「やおい」関係の話は全く出てこない。
その意味では上品だ(笑)。
ついでに言えば小説執筆の裏側を、タイトルを書かずに描いているのも奥ゆかしいかもしれない。
たとえば「風が強く吹いている」とか「神去りなあなあ日常」などの取材であったことが明らかでもタイトルを書いていない。


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ラベル:三浦しをん
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2012年10月20日

池上永一 唄う都は雨のち晴れ (10/2012) ☆☆☆☆

トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ
トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ池上 永一

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「トロイメライ」の続編であり、また名作「テンペスト」の外伝でもある。

筑佐事の武太は、今日も街をめぐる。
そして事件に出くわす。
下っ端役人なのに情に厚い武太は、すぐに命令よりも現実を重んじてしまう。


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ラベル:池上永一
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誉田哲也 あなたが愛した記憶 (10/2012) ☆☆☆☆

あなたが愛した記憶

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冒頭、殺人犯に対する弁護士の面会のシーンが出てくる。
そこから話は飛び、メインストーリーになる。そして冒頭のシーンのことは多くの読者は忘れるだろう。

女子高生の民代が探偵、英治のところにやってきた。自分は英治の娘だといい、死んだ母親の日記を見たければ2人の男を探して欲しい、という。

女性を監禁暴行して殺害する連続殺人事件が起きた。
警察は必死に犯人を追う。
事件には共通の関連性があった。

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ラベル:誉田哲也
posted by 濫読ひで at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月14日

深水黎一郎 人間の尊厳と八〇〇メートル (9/2012) ☆☆☆☆

人間の尊厳と八〇〇メートル
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小さなバーでオン・ザ・ロックを一口飲んだ私に、一人で呑んでいた男が声をかけてきた。「俺と八〇〇メートルの競走をしないか」と。
なぜ800mなのか。
男は雄弁に語る。
800mは人間が無酸素運動で走れろ限界ぎりぎりの距離だということ。そしてはじめから最後までほぼ常に全力で走らなければならないということ。それが人間の尊厳のためであり、ハイゼンベルクの不確定性原理ともつながっていくこと。
そして話はマックスウェルの悪魔までと到達する。
潜在性を顕在性に変えることの証明だということになる。
また自分のできる範囲のことをやって、なおかつそれが人間の尊厳の証明になる、というのがミソだと。
そして話は意外な方向へ…


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ラベル:深水黎一郎
posted by 濫読ひで at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石持浅海 ブック・ジャングル (9/2012) ☆☆☆1/2

ブック・ジャングル
ブック・ジャングル石持 浅海

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石持浅海だ。
毎回石持浅海についでどう思うか、ということを書いているがとりあえず内容の紹介から。

沖野と秋元は大学の友人だが、今回地元の図書館が閉館することになったと聞いて、本を搬出する前に中を見よう、と忍び込むことにした。

一方、三人の女の子達も侵入していた。
一人が、廃棄されるはずの本を取りに来ていたのだ。

二つのグループが、深夜の図書館の中で出くわした。
これだけならただの笑い話ですむのだが、

突然、そこにラジコンヘリが飛んできた。
このへりは悪意を持っていた。
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ラベル:石持浅海
posted by 濫読ひで at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

五十嵐貴久 ぼくたちのアリウープ (9/2012) ☆☆☆☆

ぼくたちのアリウープ
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ご存知、五十嵐貴久先生の作品。
今回の舞台は高校だ。

ぼく、ジュンペーは名門高校に奇跡的に入学した。高校でやりたいことはバスケット。
バスケ部に入りたいからこの高校に来た。ところが、高校バスケ部はなんと不祥事で対外試合停止だという。

バスケができない…でも自分たちだけでもバスケがしたい!
そう思い、入部希望の一年生たちと集まって二年のところへ行くと、なんと彼らは「一年生は要らない」という。信頼していた上の学年の不祥事で自分たちは対外試合ができなくなった。
だからもう誰も信頼しない、というのだ。

ぼくたちはバスケがしたい。でも二年生が入部を認めてくれない。
そこでぼくたちは二年生に申し入れをした。 一年対二年で試合をやり、一年生が勝ったら認めて欲しいと。

そこから、ぼくたちの苦悩と楽しみが始まった。
実は、バスケ部志望者のうち、何人かはすでにほかの部活に入ってしまったのだ!
メンバー集めからやらなければならない。続きを読む
posted by 濫読ひで at 14:08| Comment(1) | TrackBack(1) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月07日

阿川 大樹 インバウンド (9/2012) ☆☆☆☆1/2

インバウンド

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この作者のものならば面白いこと間違いない!と思って読み始めた。
当然、予想を違えることはない。

場所は沖縄。コザ。
私、リーミー(理美、さとみ)は東京でのOL生活に疲れ、沖縄に帰ってきた。
自宅には戻ったことを告げず、ゲストハウスに滞在しながら就職先を探す。

そして食堂のおばちゃんに「コールセンターだけはやめたほうがいいよ」と言われながらも、結局コールセンターに就職する。

実は沖縄にはコールセンターが多い。各種の補助金があったり、若い労働力がそろっていたりするためだ。
リーミーの就職先は、どこかの会社のコールセンターではなく、外部の会社のコールセンター部門を請け負う会社だった。

そこでリーミーはコールセンターの基礎を学ぶ。仕事の話、セキュリティの話とか、知らない人にはとても新鮮な話だ。 「毎日毎日、みなさんがお仕事で接していく何百人もの相手に真心を持つことはそもそもできません。いいですか、不可能なんです。だからといって、いい加減な態度でいい、ということではありません。全然違います。逆です。真心の代わりに完璧な技術で、お客様に対応してください。」




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ラベル:阿川 大樹
posted by 濫読ひで at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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