2010年11月27日

小手鞠るい 年下の彼 (11/2010) ☆☆☆☆

年下の彼

年下の彼

価格:1,680円(税込、送料別)


* 小手鞠るい
* 河出書房新社
ISBNコード: 9784309019994

友香は独身のOL. 以前は大きな会社で働いていたが、社内恋愛に破れ、退職していまは小さなオーガニック製品の会社に居る。
気分転換にロンドンに旅行してみた。そして、ホテルの鍵が開かずに苦労していたとき、たまたま通りがかった日本人の若い男性、順哉に助けてもらった。
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ラベル:小手鞠るい
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広小路尚祈 うちに帰ろう (11/2010) ☆☆☆☆

うちに帰ろう

うちに帰ろう

価格:1,260円(税込、送料別)


* 広小路尚祈
* 文藝春秋
・ISBNコード: 9784163297507

芥川賞候補になった作品。
子育てをしながら専業主夫をやっているおれ、英樹は、近所の専業主婦子育て連中と、それなりにつきあっている。
子供を通した付き合いなのだが、男であることから、時に皆と距離を置いたり、置かれたりすることもある。 そんなおれの仲良しの主婦、美和さんは時々暗い。美和さんは、他の主婦たちからはちょっと浮いている。


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ラベル:広小路尚祈
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湊かなえ 夜行観覧車 (11/2010) ☆☆☆1/2

夜行観覧車

夜行観覧車

価格:1,575円(税込、送料別)



* 湊かなえ
* 双葉社
・ISBNコード: 9784575236941

「告白」http://hidebook.seesaa.net/article/115953735.html の湊かなえが書いた作品。

形式も「告白」と同じように、多くの当事者、関係者、目撃者の視点から構成されている。

高級住宅地、ひばりヶ丘の一軒で、殺人事件が起きた。妻が医師である夫を殺したというのだ。 その前に、家では怒鳴りあう声がしていた。 そしてその口論の原因となった長男が、なぜか近所のコンビニに行っている際に、この惨劇が起きていた。

本当の犯人は誰なのか?そして、長男はなぜコンビニに行ったのか。
長男が、コンビニで近所の主婦にお金を借りたために事情はさらにややこしくなる。
本来は、お金をほとんど持っていないはずの長男の慎司が、1万円を入手し、帰宅してこなかったのだ。


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ラベル:湊かなえ
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堂場瞬一 灰の旋律 (11/2010 ☆☆☆1/2

灰の旋律

灰の旋律

価格:1,680円(税込、送料別)


* 堂場瞬一
* PHP研究所
ISBNコード: 9784569708133

わたし、真崎薫はもと刑事の探偵だ。仕事は決して多くない。そんなわたしに、人探しの以来が来た。 音楽プロデューサーの矢吹を探して欲しい、というのだ。 依頼人はレコード会社の秋穂。矢吹は、レコーディングの途中で仕事を放り出して消えてしまった、という。
矢吹は、昔、一世を風靡したバンド、YBCのリーダーだった。YBCは解散し、矢吹は音楽プロデューサーとして一時成功していたが、最近は「仕事をセーブしていた」という状態だ。

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ラベル:堂場瞬一
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2010年11月20日

森浩美 小さな理由(わけ) (11/2010) ☆☆☆☆1/2

小さな理由

小さな理由

価格:1,470円(税込、送料別)


* 森浩美
* 双葉社
・ISBNコード: 9784575236880

クリエイターにはいろいろな種類がある。あるひとつのことに秀でた人もいれば、似て非なるものを手がける才能を持つ人もいる。
森浩美は後者だろう。 彼は有名な作詞家だ(たとえばSMAPの「青いイナズマ」の作詞もしている)が、小説も手がけている。

この作品は家族のことを描いた短編集だ。他に2冊出ているので、これが3冊めということになる。(他の作品もあるらしい。いずれにしても私はこの本が彼との最初の遭遇になる。)
過去の作品は、中学、高校入試などに、ずいぶん使われたそうだ。続きを読む
ラベル:森浩美
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ヌれ手にアワ  藤谷治 (11/2010) ☆☆☆☆

ヌれ手にアワ

ヌれ手にアワ

価格:1,680円(税込、送料別)


* 藤谷治
* 祥伝社
・ISBNコード: 9784396633424


タイトルがちょっと難しい。カタカナ、ひらがな、漢字が混じっているのだ。
「船に乗れ!」 http://hidebook.seesaa.net/article/147694450.htmlの作者だが、ずいぶんイメージが違う作品になっている。

それはそれとして、冒頭からいきなり変なシーンだ。「しながわ闘牛まつり」に出演予定だった闘牛たち15頭が都内であばれだし、それでJRが全線で運転を見合わせている。

そのため、渋谷駅のまわりも大量の人たちがひしめきあっていた。
そんなとき、モアイ像のところにひとりのおじいさんが立っていた。たまたまおじいさんを助けた男を含め5人が、おじいさんの言葉を聞いた。続きを読む
ラベル:藤谷治
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小路幸也 僕は長い昼と長い夜を過ごす (11/2010) ☆☆☆☆ @shojiyukiya

僕は長い昼と長い夜を過ごす

僕は長い昼と長い夜を過ごす

価格:1,890円(税込、送料別)


* ハヤカワ・ミステリワールド
* 小路幸也
* 早川書房

小路幸也の小説。
メイジは、50時間起きて20時間眠るという特殊な体質の持ち主だ。そのため、通常の生活はなかなか送れないが、理解のある雇い主に恵まれ、ゲーム会社「トラップ」で働いている。 そしてもう一つ、特命の仕事もある。 実は、ある人間を見張る「監視」のバイトもしているのだ。
バイトといっても雇い主は同じようなもので、トラップの社長のバンさんから頼まれる仕事だ。

メイジは、ある男を監視していた。 ところが監視対象が倒れ、メイジは彼を病院に連れて行くことになる。 
その際に間違って持ってきた荷物の中には、なんと2億円が入っていた!
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ラベル:小路幸也
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西澤保彦 からくりがたり (11/2010) ☆☆☆

からくりがたり

からくりがたり

価格:1,470円(税込、送料別)


* 西澤保彦
* 新潮社
・ISBNコード: 9784104608027

西澤保彦の作品。
個別の話が、だんだんつながっていく、といえばつながっていくのだが…。
大晦日の夜ごとに、毎年殺人が起きていく。
また、死んだ兄の妄想日記を見た妹は、違和感にとらわれる。
いったい、何が変なのだろうか…

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ラベル:西澤保彦
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2010年11月13日

七河迦南 アルバトロスは羽ばたかない (11/2010) ☆☆☆1/2

アルバトロスは羽ばたかない

アルバトロスは羽ばたかない

価格:1,995円(税込、送料別)


* 七河迦南
* 東京創元社
・ISBNコード: 9784488024581

鮎川賞の受賞作家の作品。
タイトルからするとA A フェア(草は緑ではない)とかパトリシア・モイーズ「死人はスキーをしない」あるいはぐっと違う路線で喜多嶋隆の「ポニー・テールはふり向かない」という感じだ。

プロローグで、少女が校舎の屋上にいる。 そして誰かが声をかける。運命に追いつかれてしまったんだ、と少女は思った。 激情にかられた手に押されて…。


わたしは、七海学園の子供たちをめぐるたくさんの事件にかかわり、解決または対応してきた。わたしと、親友と、児童相談所の海王さんと一緒に。




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伊坂幸太郎 オー・ファーザー (11/2010) ☆☆☆1/2

オー!ファーザー

オー!ファーザー

価格:1,680円(税込、送料別)


* 伊坂幸太郎
* 新潮社
・ISBNコード: 9784104596041

伊坂幸太郎の作品の割に、あまり細かい仕掛けが集まっていくような感じではない。
新聞連載小説だからかもしれない。

オー・ファーザー。実際はファーザーズ、なのだ。
高校生の由紀夫には、父親が4人いる。母親はひとり。
そしてなんと、4人の父親はみんなで同居している。

父親たちはそれぞれに仕事を持つ。皆個性があり、まったく違う生活をしている。
ただし共通点がある。

母と由紀夫を愛している、ということだ。





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ラベル:伊坂幸太郎
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村山由佳 アダルト・エデュケーション (10/2010) ☆☆☆☆

アダルト・エデュケーション

アダルト・エデュケーション

価格:1,575円(税込、送料別)


* 村山由佳
* 幻冬舎
ISBNコード: 9784344018631

村山由佳の話題作。
離婚した彼女が描いたいろいろな性愛の話が並んでいる。

…ということでかなりハードな物を期待したのだが、そういう感じではなかった。
もちろん性愛の表現もいろいろあるのだが、それよりも、女性の心の動きが描かれている感じだ。

女子高の同級生どうしの恋愛から始まり、秘密の性癖の話や、作家ともと編集者の話など。
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2010年11月06日

中場利一 あなた明日の朝お話があります (10/2010) ☆☆☆1/2

あなた明日の朝お話があります

あなた明日の朝お話があります

価格:1,680円(税込、送料別)



中場利一の連作。
「チュンバ」は出てこないが、例によって個性的な連中が集まっている。
男たちはすべて自分が大好き。アイ・ラブ・ミーの連中だ。もちろん例外もいるが。

登場人物たちのそれぞれの視点から、それぞれのエピソードが語られる。医者だが、患者が来ないので他の医者から患者を奪い取ろうと画策するカク先生。 バイク屋だがバイクを直せず、「自然治癒に任せる」というとんでもないバイク屋のオサム。 ほかにもいろいろユニークな登場人物がいる。
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ラベル:中場利一
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西尾維新 難民探偵 (10/2010) ☆☆☆1/2

難民探偵

難民探偵

価格:1,680円(税込、送料別)


西尾維新
講談社
ISBN:9784062159418

西尾維新の長編推理小説。
主人公は、卒業したものの就職できなかった元女子大生。元、でありそれこそいまは「無職の女」でしかない。人生を甘く見ていた、とも言える。窓居証子(まどいしょうこ)は、就職活動を続けたが、就職できずに卒業してしまった。 その後、アルバイトをしながら就職活動をしようとするが、結局うまくいかず、祖母に泣きつく。その結果、ほとんど会ったことのない叔父の世話になることになった。
叔父の窓居京樹は、有名作家だ。証子は、京樹のアシスタントとして働き始める。
そして根深陽義という男と知り合った。正確に言うと、陽義を警察へ引取りに行ったのだ。 なんと彼は「難民探偵」だという。京樹の友人ではあるようだが、ネットカフェで寝泊りする自由人だ。しかも、実は彼は警察の人間だという。なんと警視。続きを読む
ラベル:西尾維新
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