2009年11月07日

日明恩 ロード&ゴー (11/2009) ☆☆☆☆☆


ロード&ゴー
著者: 日明恩
出版社: 双葉社
サイズ: 単行本
ページ数: 372p
発行年月: 2009年10月
ISBN:9784575236767
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
ロード&ゴー

あなたは、救急車に乗ったことはあるだろうか?
実は私はあるのだが…まさか自分が乗ることになるとは思わなかった。呼んだことは、それより前にもあったのだが。

救急車には、当然のことながら救急隊員が乗っている。救急隊員は、消防のメンバーだ。 全員が救急救命士とは限らない。 消防車の機関員(ドライバー)が運転することもあるのだ。続きを読む
タグ:日明恩
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江上剛 いつもそばにいるよ (11/2009) ☆☆☆☆1/2


いつもそばにいるよ
著者: 江上剛
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本
ページ数: 348p
発行年月: 2009年01月
ISBN:9784408535425
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
いつもそばにいるよ

ビジネス小説の江上剛がオカルト小説を?
ちょっと不思議だったが、読んでみてわかった。
これはオカルト小説ではなくて、幽霊が出てくるビジネス小説だということが。

僕は、死んでしまったようだ。死んだ自覚はないが、家族の皆が泣いているし、これは自分の葬式でもある。
なぜ僕は死んだのか?どうやら自殺だったようだ。 だが自分ではその記憶はない。なぜ僕は自殺しなければいけなかったのだろう?続きを読む
タグ:江上剛
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五十嵐貴久 年下の男の子 (11/2009) ☆☆☆☆


年下の男の子
著者: 五十嵐貴久
出版社: 実業之日本社
サイズ: 単行本
ページ数: 380p
発行年月: 2008年05月
ISBN:9784408535302
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
年下の男の子

このブログにもときどきご訪問くださる、五十嵐貴久さんの作品。
このタイトルを見ると、多くの人が、キャンディーズのヒット曲を思い出すだろう。 まあ近頃の若い人は知らないかもしれないが…キャンディーズの面々も50を超えていることだし…

それはさておき。
わたしは、37歳のOLだ。なんと大きな買い物をしてしまった。マンションだ。 とうとう、やってしまった。これは、一生独身でいるぞ、という宣言でもある。続きを読む
タグ:五十嵐貴久
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平山瑞穂 全世界のデボラ (10/2009) ☆☆☆☆


全世界のデボラ
想像力の文学
著者: 平山瑞穂
出版社: 早川書房
サイズ: 単行本
ページ数: 316p
発行年月: 2009年05月
ISBN:9784152090294
本体価格 1,800円 (税込 1,890 円) 送料無料
全世界のデボラ

平山瑞穂の短編集。
SFだったりホラー、文学、ミステリ風だったりいろいろだ。

個人的にいいなと思ったのは「棕櫚の名を」だ。誠司は、昔住んでいた地域のルートセールスになった。 二十年前の記憶をたどっていくと、見覚えのある家に行きついた。彼は昔の自宅よりも、そちらへ行きたくなったのだ。 そこには老婦人がいて、彼のことを覚えていた。そして、昔話をはじめた。彼は、子どものころ、その家をよく訪れていたのだ。 その時には、彼女には夫がいたが…



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タグ:平山瑞穂
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2009年11月05日

熊谷雅人 荒瀬はるか、容赦なし! (11/2009)


荒瀬はるか、容赦なし!
MF文庫J
著者: 熊谷雅人
出版社: メディアファクトリー
サイズ: 文庫
ページ数: 263p
発行年月: 2009年07月
荒瀬はるか、容赦なし!

メディアファクトリーの文庫。
表紙からしていかにもライトノベルだ。
タイトルは…もう少し何とかならなかったのだろうか。荒瀬はるか、って綾瀬はるかみたいなもんじゃないか…
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タグ:熊谷雅人
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2009年10月31日

堂場瞬一 天空の祝宴 (10/2009) ☆☆☆☆☆


天空の祝宴
著者: 堂場瞬一
出版社: PHP研究所
サイズ: 単行本
ページ数: 326p
発行年月: 2008年09月
ISBN:9784569702216
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
天空の祝宴

冒頭から、クライミングのシーンが出てくる。
これは、フリークライミングの話だ。

アメリカの北カリフォルニアに、ヨセミテという場所がある。そこは大自然が広がっており、大きな岸壁がある。 そこに『ザ・ウォール』と言われるところがある。山男にとって、そこは征服したい場所になっている。
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タグ:堂場瞬一
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ほしおさなえ モドキ (10/2009) ☆☆☆1/2


モドキ
著者: ほしおさなえ
出版社: 角川書店 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
ページ数: 266p
発行年月: 2006年04月
ISBN:9784048736893
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
モドキ
ちょっと前の、ほしおさなえの作品。
天の前庭
http://hidebook.seesaa.net/article/11900631.html

恩寵
http://hidebook.seesaa.net/article/123754366.html

をここで紹介している。
あとは「ヘビイチゴ・サナトリウム」だが、読み損ねている。

さてこれは「モドキ」の話だ。
複数の登場人物の視点で描かれる。 最初のうちは、誰の視点なのか、あえて明らかにされていない。読み進めるうちにだんだんこれが誰なのかはわかってくる。
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三崎亜記 廃墟建築士 (10/2009) ☆☆☆☆


廃墟建築士
著者: 三崎亜記
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
ページ数: 221p
発行年月: 2009年01月
ISBN:9784087712735
本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) 送料無料
廃墟建築士

三崎亜記は、不思議な作家だ。というか、不思議な作品を書く作家だ。
彼女の描きだす世界は、どこか現世と違う。たとえば表題作。廃墟と建築ってもともと二律背反ではないのか。 だがこの世界では、そうではないのだ。廃墟とは文化である、という。

あるいは、蔵守の話。蔵がある。それを守る、蔵守という仕事がある。 その仕事は、長い間ただ蔵を守ることだ。 何から?それはわからない。だが、全力で守り続けるのだ。 実は蔵には意思がある。そしてその意思は蔵守には伝わらない。

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タグ:三崎亜記
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小路幸也 Brother sun 早坂家のこと(10/2009) ☆☆☆☆


Brother sun早坂家のこと

著者: 小路幸也
出版社: 徳間書店
サイズ: 単行本
ページ数: 286p
発行年月: 2009年08月
ISBN:9784198627768
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
Brother sun早坂家のこと

最近の(というか前からかな)小路幸也は、「血がつながらない家族」についての題材が多いような気がする。それと「幽霊」(というか現世への未練かな)。
これは「早坂家のこと」とあるように、早坂家の3人姉妹(あんず、かりん、なつめ)のことを描いている。母親は早く死んでしまい、長姉のあんずが家族の世話をしてきた。三姉妹もかなり成長したので、父親は再婚し、子ども(陽)も生まれた。

皆それなりに幸せに暮らしているそんなとき、ひとりの男性が現れた。続きを読む
タグ:小路幸也
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2009年10月25日

森博嗣 ZOKURANGER (10/2009) ☆☆☆☆1/2


Zokuranger
著者: 森博嗣
出版社: 光文社
サイズ: 単行本
ページ数: 284p
発行年月: 2009年04月
ISBN:9784334926588
本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) 送料無料
Zokuranger

森センセイの最後の連載だったらしい。
ZOKU,ZOKUDAM
http://hidebook.seesaa.net/article/78115765.html
では敵味方に分かれていたメンバーが一致団結した。
ムチムチのロミ・品川と若くてかわいらしい野乃が、大学の部会で一緒になる。 そして他の連中と一緒に、5色の服を着て、見えない敵と戦うのだ。

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タグ:森博嗣
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川上健一 ジャパン・スマイル (10/2009)☆☆☆☆1/2


ジャパン・スマイル

著者: 川上健一
出版社: PHP研究所
サイズ: 単行本
ページ数: 223p
発行年月: 2009年07月
ISBN:9784569771014
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料無料
ジャパン・スマイル

名手、川上健一の掌編小説集。
すべて見開き2ページに収まっている。
しかも大部分が「清く正しい」話になっている。
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タグ:川上健一
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柴田よしき 神の狩人 (10/2009) ☆☆☆☆


神の狩人

2031探偵物語
著者: 柴田よしき
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 255p
発行年月: 2008年06月
ISBN:9784163270302
本体価格 1,381円 (税込 1,450 円) 送料無料
神の狩人

柴田よしきの近未来作品。
時は2031年。
探偵のサラは、仙台へ向かった。3年後に遷都をひかえたその町で、風祭という男を訪ねて行ったのだ。 風祭は引退した探偵だ。昔、免許のいらなかったころ、彼はある女性を探していた。そしてレポートを出したが、その結果について聞きたかったから。サラの依頼人は、その女性の妹なのだ。続きを読む
タグ:柴田よしき
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中場利一 黒猫 沖田総司の死線 (10/2009) ☆☆☆☆


黒猫
沖田総司の死線
著者: 中場利一
出版社: 朝日新聞出版
サイズ: 単行本
ページ数: 327p
発行年月: 2009年03月
ISBN:9784022505576
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料無料
黒猫

新撰組もの。
沖田総司の目から描いている。
事件が淡々と続き、総司は淡々と人を斬り続ける。
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タグ:中場利一
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2009年10月24日

朱川湊人 本日、サービスデー (10/2009) ☆☆☆☆☆


本日、サービスデー

著者: 朱川湊人
出版社: 光文社
サイズ: 単行本
ページ数: 302p
発行年月: 2009年01月
ISBN:9784334926502
本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) 送料無料
本日、サービスデー

平凡な毎日を送っている俺は、ある日驚いた。妻と家族、そして会社の連中など、みんなの態度が変わっていたのだ。 いいことばかり。 いったい何が?すると突然妙な女が現れた。彼女いわく、今日は一生に一度の「サービスデー」だという。神様が全員に与える特別な日。 ただ、それは普通本人に教えないものだと。そして…
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タグ:朱川湊人
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2009年10月17日

門井慶喜  パラドックス実践 (10/2009) ☆☆☆☆1/2


パラドックス実践

雄弁学園の教師たち
著者: 門井慶喜
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 269p
発行年月: 2009年06月
本体価格 1,500円 (税込 1,575 円)
パラドックス実践

雄弁学園は、神戸の六甲アイランドにある特別な学校だ。
普通の授業以外に、論理についての授業がたくさんある。雄弁の歴史を学び、実践する学校ということになる。

能勢は、雄弁学園に移り、高等部の授業を受け持つことになった。彼の大学の専攻がプラトンだったということが有利に働いたらしい。実際はほとんど勉強などしていなかったが。続きを読む
タグ:門井慶喜
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楡周平 骨の記憶 (10/2009) ☆☆☆☆☆


骨の記憶
著者: 楡周平
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 508p
発行年月: 2009年02月
ISBN:9784163279602
本体価格 1,714円 (税込 1,800 円) 送料無料
骨の記憶

楡周平の今度の作品は、やはりビジネスものに近い。

清枝は、死の床についた夫、弘明の世話をしていた。夫は地元の名家の跡継ぎだったが、人々の面倒をみるうちに資産がなくなっていき、製材所も閉じたりし、貧しくなっていった。山も売ってしまった。
そんな清枝に、荷物が届いた。送り主はずっと昔死んだはずの男の名で、中身はなんと骨だった。それは彼女の父親の骨だという…。


長沢一郎は貧しい農家の長男だ。友人に、同級生の曽我弘明がいた。
家の環境はずいぶん違うが、弘明とは仲がよかった。ある日弘明は、一郎に対して、トンネルを掘ろう、ともちかけた。 野球の場所をとるための近道を作ろうというのだ。そこである事件が起きた。続きを読む
タグ:楡周平
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浅田次郎 夕映え天使 (10.2009) ☆☆☆☆1/2


夕映え天使
著者: 浅田次郎
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 248p
発行年月: 2008年12月
ISBN:9784104394036
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
夕映え天使

浅田次郎の短編集。
あいかわらずうまい。さすがだと言える。
「夕映え天使」
男やもめの父子のやっている小さな店に、ある日突然女性がやってきた。純子というその女性は、住み込みで雇ってくれ、というのだった。
わけがありそうだったが、純子はそこで働き始めた。 それから数カ月、純子は看板娘になった。そして親父は純子を嫁に…と考え始めた。そんなある日、純子は去った…


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タグ:浅田次郎
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上阪徹 六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス (10/2009)


六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス
六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス
角川SSC新書
著者: 上阪徹
出版社: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ /角川GP角川エス・エ
サイズ: 新書
ページ数: 182p
発行年月: 2009年05月
ISBN:9784827550719
本体価格 760円 (税込 798 円) 送料無料

クックパッドについて、創業者のこだわりや主婦の支持の内容が書かれている。続きを読む
タグ:上阪徹
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2009年10月10日

土屋賢二 純粋ツチヤ批判 (10/2009) ☆☆☆☆☆


純粋ツチヤ批判
著者: 土屋賢二
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 277p
発行年月: 2009年05月
ISBN:9784062155045
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
在庫あり(1〜3営業日内に発送予定)

純粋ツチヤ批判

ツチヤ先生は哲学の先生だ。 だからこそ彼の言うことは素晴らしい。すごい人だ。彼が言うことはすべて真実だ。 
…などと書いても意味はないだろう。

ツチヤ教授を知っている人にとっては当然のことだし、知らない人にとっては、誤った先入感を植え付けてしまう。続きを読む
タグ:土屋賢二
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花村萬月 なかで、ごめんね (10/2009) ☆☆☆☆1/2


なかで、ごめんね
著者: 花村萬月
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 229p
発行年月: 2009年08月
ISBN:9784062157698
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料無料
在庫あり(1〜3営業日内に発送予定)
なかで、ごめんね

なんと、あの花萬の新作の主人公は「女子高生」!しかも「私」の人称で書かれる作品とは!!

これはとんでもないことだ…と思い、読み始めた。

さすがに女子高生の会話といっても花萬チックだ。というか現代女子高生がする会話とはとても思えない…。まあいい。
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タグ:花村萬月
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